浅緑の谷間 [公共施設]
掛川駅から北西方向へ車で20分曲がりくねったカーブの先に
突然ネバーランド風の建物が現れる。
もみのき村のキュートな建物を通り過ぎ、少し奥に入った処に
木立にやさしく包み込まれるようにして
数々の小説を執筆、対談やエッセイの名手としてしられた
吉行 淳之介の文学館がある。
平日の昼下がり まったく人通りのない谷間は小鳥の囀りのみこだまする。
背後で鶯の若鳥がデビュウを前に調子はずれの音程で発声練習
余りの音痴に思わず噴出す。
車窓から一瞬、昔遊んだ故郷の川そっくりの景色が映りすぐさま停車
記憶をたどりながら一部分を切り取る。
2011-04-22 22:12
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by お名前 (2011-04-26 20:11)