芸予の海狼 [海・岬]
平安時代末期から戦国時代に至るまで、瀬戸内海は[村上水軍]が支配していました。
[村上水軍]とは、伊予国の守護河野氏の支配下の[水師]で、瀬戸内海の芸予諸島の
因島・能島(のしま)・来島を中心に活躍した、海上の武装集団です。
広島県の因島を拠点とし、後に豊臣秀吉と対立した[能島村上氏]は、瀬戸内海から追放されますが、
[因島村上氏]は小早川隆景に属し、毛利氏の舟手組番頭として、その後も勢力を維持します。
[能島(のしま)村上水軍]は、中世後期に伊予の能島(大島)を拠点に活躍した武装集団で、毛利支配下の
水軍として織田・豊臣と対立、その後織田信長の死後、豊臣家と毛利家で和睦が成立した為立場が一変、
秀吉の施行した[海賊禁止令]に抵触したとされ、瀬戸内海より追放されました。
古来よりこの芸予諸島は、瀬戸内海を航行する船にとって最大の難所とされていました。
なかでも能島の周囲は、最大10ノット(時速約18km)にも達し、海に段差をつけ激しく流れ
渦巻く潮流は。500年前と変わる事無く今も荒れ狂っています。
2014-10-22 00:03
nice!(569)
コメント(13)
トラックバック(0)
歴史上の人たちも、この海と空を見ていたのですね
by mitu (2014-10-22 09:17)
村上水軍の歴史は面白いですよね、瀬戸内海は沢山の島がありますので訪ね歩くだけでも結構な楽しさがありそうですね。
by 馬爺 (2014-10-22 09:25)
村上水軍、本がベストセラーで気になりつつ、読めていません
いしずち山も一度いってみたい場所の一つです
by よいこ (2014-10-22 10:44)
渦巻く波の写真がいいですね。それと空の青さ。
引き込まれそうで・・・。(^^;)
行ってみたくなりました。
by lequiche (2014-10-22 11:46)
今週末はチャリのイベントでしまなみ海道を走ります。村上水軍博物館は一度行こうと思いつつなかなかチャンスがありません^^;
by barbie (2014-10-22 13:04)
瀬戸内海というと淡路の渦潮を思い出しますが、私のイメージは内海という静かな穏やかな海と感じていました。しかしこの画像を拝見していると昔海賊が多々出没する場所だけあって、一方では守りになりまた一方では航行の妨げになる厄介な海という事がよく分かりますね。話は逸れますが、これならばお魚も流れに揉まれて美味しくなる筈でしょう。
by JR浜松 (2014-10-22 17:41)
訪問、ありがとうございます。
村上水軍は、以前、大河ドラマに出てきたので覚えています。
確か、あの時は、蒙古襲来で今は亡き、原田芳雄がお頭だったと思います。(北条時宗かな?)
カッコよかったでね!
それにしても、凄い潮の流れですね、、
まさに激流の時代だったんですね。
by 海のアングラーしんちゃん (2014-10-22 17:43)
こんばんは^^
ここは是非一度は訪ねたいと思っています。
村上海賊の娘(和田竜作)を読んでからは一層その思いです^^
by mimimomo (2014-10-22 18:03)
隠岐の島には村上氏という豪族が住み、今も島に多大な影響を及ぼしているそうです。
村上水軍との関係を思わない人はいない、とのことですが、さて、真実は…。
by nikkin (2014-10-22 18:36)
この地を旅行した時に、色々と思いました。
この地での村上水軍の歴史に思いを馳せ、歴史とは争いの産物だなあ・・・・と
今は観光地として人々を受け入れています。
これが一番ですね。
by majyo (2014-10-22 18:44)
こんばんは!
時間が遡る気がしますね。
海にのまれそうです☆
船酔いが心配ですが 訪れてみたいですね(^^)
by ちゅんちゅんちゅん (2014-10-22 19:53)
私の先祖は能島水軍だったそうでこの地には親しみを感じます。
by ackylacky (2014-10-25 23:14)
村上水軍の子孫?の船頭さん、濁流のなか巧みな舵取り・・・・
激流のなかで、エンジンを止めるサービスまで^_^;
40分のクルーズで¥1,000とは良心的でした。
by yam (2014-10-27 14:56)