千国街道 旧千國家住宅

長野県北安曇郡小谷村：　［千国街道］は、岩塩の無い日本で海で採れた塩を

内陸に運ぶため信州で最も代表的な街道で［塩の道］といい、各地に無数

有りますが、新潟県糸魚川から長野県松本まで（約１３０ｋｍ）の旧道です。

　　　　　　　

かつて千国街道沿いには、物資運搬の牛方と牛が宿泊した何軒もの［牛方宿］が

ありましたが、明治２０年頃に国道の開通と共にその役目を終え姿を消しました。

この栂池高原沓掛の旧千國家住宅の［牛方宿］のみが唯一現存しています。

　　　

　　　　　　　

この［塩蔵］は、牛方宿と共に千国街道に現存する建物で、街道の信州側の

入り口の大綱にあったものを、平成１９年にここに移築復元したもので、

建築年代は不明ですが、幕末に建てられた物と考えれれています。

　　　

　

コメント 6

おはようございます！
まだ、こんな素晴らしい建物が健在なんですね。
時代劇のロケにでも使えそうです。

by Take-Zee (2017-10-22 08:29) 

栂池高原スキー場の近く、ポツンと建っている大きな木造住宅。

塩の道、沢山有りますが千国街道歩いてみたいです。
by yam (2017-10-22 13:43) 

お邪魔致しまする。
各地に有る「塩街道」生活に欠かせない塩等々を運ぶ為に、野を超え山を登り川を渡り・・・
街道ってロマンですよね。
　最後の写真、青色がさえてますねオイラの好きな色の一つです。
又、お邪魔させて下さいです。!(^^)!
by 影風響 (2017-10-22 21:24) 

庚申塚、道祖神などの石仏の多い所なのですね。
牛方宿の建物、歴史を感じます。
訪ねて見たい場所です。
by kohtyan (2017-10-23 17:56) 

　渋くて最高の景色。







by beny (2017-10-26 18:33) 

松本の先にある諏訪大社、ここのご祭神の建御名方神（たけみなかたのかみ）のお母さんである沼河比売（ぬなかわひめ）のいたところが糸魚川であったという伝承がありまして、そのことから、糸魚川から続く千国街道、その起源は相当古いものではと思いました。

これは、一度行ってみなければいけませんね。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-10-31 19:22)