贄川宿

長野県塩尻市贄川：　その昔の温泉が湧き出た頃に熱川（にえかわ）と

呼んでいましたが、その後温泉が枯れ、麻衣迺神社神社の本社である

諏訪神社の神事の贄として、当地で取れた鯉や鮒を献上したことから

［熱］を［贄］と改め［贄川（にえかわ］としたと伝えられています。

中山道３３番目の宿場［贄川］は奈良井川が山地から松本盆地へ流れ出す手前、

尾張藩の北端に位置し宿場としてのみならず、木曽の周辺地域を結ぶ物資流通の

拠点として繁栄しましたが、宿場全体が高台にあり水の確保が困難だった為に

大火が多く、宿場を焼き尽くす大火災が２度もあり当時の町家は殆どありません。

深澤家は屋号を加納屋と称し、木曽を起点とした商売を続けていた商家で

上町では格別に大きく、平成１７年に国指定重要文化財に指定されました。

 

　　　　

［贄川関所］は豊臣秀吉の時代に、木曽材木監視の為に南の

妻籠番所と共に設置され目を惹かれせていました。　

元は小道を隔てた反対側に位置していたものを

昭和５１年（１９７６）に、宿の北の入り口に復原したものです。

　　　　

　　

コメント 7

あの特急にも乗っていただろう・・・。
また、旅行計画したいなぁ～。
by hanamura (2018-09-30 04:47) 

この宿場町を通ったのは２年前の今頃でした。
by takenoko (2018-09-30 06:24) 

何度も大火にあったらしく、殆ど古民家は残っていません。

見下ろす中央線が印象的でした。
by yam (2018-09-30 07:29) 

勉強になりました、ありがとうございます。
by laquinta0657 (2018-09-30 08:31) 

一さん。知人にいます。
大型台風やってきてます。
被害ありませんように。
by 夏炉冬扇 (2018-09-30 09:09) 

贄川の宿場町は良い所ですね、素晴らしい山門これは何処なんですか？
中央線の列車が俯瞰撮影が素晴らしいですね。
by 馬爺 (2018-09-30 17:58) 

ナイスをありがとうございます。
by PopLife (2018-09-30 18:01)