南アルプスエコーライン [山]
長野県飯田市上村: 長野県南端の標高800m~1000m、最大傾斜38度の
斜面に点在する人口約100人の集落[下栗の里]は、日本のチロルとして知られる
天空の里として、平成21年に[日本の里100選]に選ばれた絶景地です。
下栗の里を抜けて続く全長14kmの林道御池山線(南アルプスエコーライン)は、
日本を代表する3000m級の山々を眺める事が出来る天空のドライブコースです。
[しらびそ高原]は、標高1918mの高原で眼前に南アルプス始め北アルプスや
中央アルプスまで望めるアルプス展望台として、多くの人々が訪れています。
高所で人工の灯りの影響が少ないため、天体写真や天体観測の聖地でもあります。
七面山 敬慎院 [神社・仏閣]
山梨県南巨摩郡身延町: 身延山地の中で最高峰の七面山は、法華経の
聖地として知られ登詣は非常に険しい参道を越えて行く苦行を伴います。
車道はなく、表参道か裏参道のどちらかを利用しなければ辿り着けません。
法華経の信者ではありませんが、今回無謀にも挑戦してみました。
前夜は驚くほどの豪雨、朝は登山口までの道路は閉鎖されたようですが、
前日登山口付近に宿泊していたため登山決行、登山者は無く雨は止み酷いガス。
参道は綺麗に整備されてはいるものの体力に問題が・・・・4時間少々かけ
青息吐息でやっと和光門に到着、標高1982mの七面山山頂に近い平坦地に
身延山久遠寺に属する七面山敬慎院(標高1700m付近)があります。
伽藍は七面大明神を祀る七面山本社、東向きで富士山に向かって建てられ
一の池を背にした七面造りと言われる独特の様式の見事な建造物です。
(ガスのため富士山は見えず)
さてさて下山が心配・・・・上りで筋力使いすぎた。
秋葉山総本山秋葉寺(しゅうようじ) [神社・仏閣]
静岡県浜松市天竜区春野町領家: 台風襲来の前日、来週末に予定している
軽登山に向けての足慣らしと体力確認の為、秋葉寺(しゅうようじ)に参詣。
九里橋を渡り数軒の古民家前のコンクリート製石畳(急勾配)を登ります。
登り切ると参道は杉木立の中へ、整備された細く険しい山道に入りますが、
割と歩きやすく標高が100m上がる毎に小さな標識が立っていました。
※後は同じ様な景色ですので画像は省略(実は疲れてカメラはリュックの中)
秋葉山秋葉寺(しゅうようじ)は、行基菩薩により養老2年(718年)に
開基されたと言われ大登山霊雲院と称したそうですが、後に戸隠教釈院で生れ
越後長岡で修行したと伝えられる三尺坊により今の寺名に改名されとのこと。
明治の初期、内部抗争やご住職の病没などにより廃寺を強いられ、三尺坊の
ご遺体は袋井市の可睡斎に移すと同時に、山頂に神道系の秋葉神社を建立。
可睡齋や秋葉神社と比較して明らかに荒廃しているとはいえ、秋葉信仰の最古の
霊場としての古式を残し、今も熱心な信者の方々により信仰は継承されています。
※三尺坊とは不動三昧の修行をし、飛行自在の神通力を得た観音菩薩の
化身といわれる、天狗の姿をした火防(ひぶせ)の神。
極楽峠パノラマパーク [名所]
長野県下伊那郡下條村睦沢: 昔、東山道の1つとして東海地方と下條方面の
要路として発達し、戦国武将も大群を引き連れ通ったという歴史ある道の
阿智村と下條村の堺にある峠[極楽峠 標高1283m]から下った所、
標高994mに長野県自然百選の1つ[極楽峠パノラマパーク]があります。
展望台からは、南アルプスや中央アルプスが一望出来眼下には
伊那谷の村が広がり、雄大な大自然を惜しみなく独り占めです。