癒やしの島 [海・岬]
愛知県西尾市一色町佐久島: 一色港から高速船で約20分、三河湾のほぼ
中央に浮かぶ離島の佐久島、海を生活の場とした海部族の末裔達によって、
江戸時代には海運業で繁栄しましたが、今は高齢化と過疎化が進む島です。
建物を潮風から守るために、コールタールで塗られた黒壁の家々がたち並び、
俗に[三河湾の黒真珠]と呼ばれる黒壁集落内は、細い路地が複雑に入り組み
時に方向感覚が麻痺しますが、のんびり散策でき心がほっこりとする島です。
三河三弁天の一つ[筒島弁財天]は、弁天さんへ願いを平らな石に書く
[願い石の奉納]が行われており、願いが成就されれば[お礼石]を
奉納し、感謝の気持ちを捧げるらしい・・・・再び訪問しなくては?
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう) [名所]
静岡県浜松市北区引佐町田畑:[竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)]は、竜ヶ岩山南麓の
約2億5千万年前の地層にある延長1000mに及ぶ鐘乳洞で、その内400mが
公開されており年中17度前後の洞内は、快適で神秘的な世界が広がる空間です。
鐘乳洞内は40箇所以上ライトアップされており、様々な形をした鍾乳石には
その名前と説明がされており観光客のいない時期、充分楽しむことが出来ます。
中でも落差30mの[黄金の大瀧]は、天井部から地下水がシャワーのように
振り注ぐ珍しい洞窟滝ですが、通路に屋根が架けて有り撮影は困難でした。
舘山寺 [地域]
静岡県浜松市西区舘山寺町: 浜名湖東岸の庄内半島北側に温泉街が広がり、
はままつフラワーパーク・浜松動物園・浜名湖パルパルなどが付近にある
行楽地の[舘山寺温泉]は、小島にある[舘山寺]が温泉名の由来です。
曹洞宗 秋葉山 舘山寺は、弘仁元年(810)弘法大師が高野山より
仏道行脚時、舘山を訪れ修行した際に開創、長きに渡り東海の名刹として
繁栄しましたが、明治3年(1870)に神仏分離令により廃寺となる。
明治23年(1890)に再興が認められ、火祭りで有名な秋葉山秋葉寺
住職の牧泰禅和尚を招請し再興する際、秋葉三尺坊を舘山寺で祀る事となり
中嶺山から秋葉山に改名、真言宗の伝統を継承しながら曹洞宗の寺となる。
古くから数多くの縁を結ぶことでも有名な舘山寺は、女性から人気のある寺で
静かに鎮座する地蔵様に絵馬を書き、恋愛・良縁成就祈願者が絶えません。
石巻山 [山]
愛知県豊橋市石巻町: 新年最初のウォーキングはハイキングコースとして
整備された豊橋自然歩道、標高は低いものの一応湖西連峰の一角[石巻山]。
勾配はそこそこあるものの老体とはいえ、あっと言う間に山頂に到着、
年末年始での耽溺で蓄えた脂肪とカロリーを消化する程でも有りませんでした。
石灰岩質の特異な石巻山の標高は358mと小ぶりですが、その山頂は
雄岩・雌岩・天狗岩と呼ばれる大岩の塊で360度の展望が開けています。
かつては石巻山自体が信仰の対象とされ中腹に石巻神社が鎮座しています。
大己貴命(おおなむちのみこと)をご祭神とする石巻神社の社伝によると、
神社の創建は、孝安天皇とも推古天皇の時代とも言われているが不明。
豊橋市内では唯一の[式内社]、式内社とは平安時代に編纂(へんさん)
された延喜式神名帳(えんぎしきしんめいちょう)に載っている神社です。
御前崎 [地域]
恭賀新年
平素のご無沙汰をお詫び申し上げます。
本年が皆様にとって幸多き1年となりますよう
心よりお祈りいたします。
令和2年 元旦
静岡県御前崎市御前崎: 例年の元日は、外出すことはなく自宅で寛いで
いましたが、あまりにも穏やかな新年を迎え珍しく海へ出てみました。
御前崎は東に駿河湾、南に遠州灘を望む海と灯台の町です。
東西に長い静岡県で、島部を除けば最南端に位置します。
[御前崎灯台]は1874年に、イギリス人技師の監督のもと建造された
様式灯台で、昔から多くの船舶が座礁した航海の難所を見守っています。
強風に耐える白亜の美しい姿は、日本の美しい灯台50選に選ばれています。