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豊橋 鬼祭2020 [重要文化財]

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愛知県豊橋市八町通:東三河に春の訪れを告げる[安久美神戸神明社]大祭


[鬼祭]が、2月10・11日の両日に近遠各地から多くの参拝者が集まり、


平安時代から続く例祭は、国の繁栄と五穀豊穣を祈願し盛大に行われました。



安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)は、安久美神戸(神官の神領地)


に建てられた神明社で、天慶3年(940年)朱雀天皇によりこの地が、


伊勢神宮に寄進され、伊勢神宮祭主である大中臣頼基の一族、大中臣基守が


この地に入り[天照皇大神]をお祀りしたのが始まりです。(自社伝より)



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祭礼は2日間に亘り、氏子14町会により神楽・田楽・歩射・卜占・御神幸など、


多種多様な行事が行われ、平安から鎌倉時代に流行した田楽など古式を崩さず


伝えられており神聖な祭礼として、国の重要無形民族文化財に指定されています。



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多くの神事が行われますが、祭りのクライマックスは[赤鬼と天狗のからかい]、


荒ぶり悪戯をする神の赤鬼を、武神天狗が神の前で秘術を尽くし懲らしめて、


最後に和解し赤鬼が罪の償いに、厄除けのタンキリ飴と白い粉を撒きながら境外へ


風のごとく飛び去る無言劇で、白い粉を浴び飴を食べると夏病はしないそうです。



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※大勢の見物人と規制線と、白い粉の恐怖で上手く撮れませんでした、悪しからず。

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