浜岡砂丘白砂公園のカワズザクラ [花・鳥]
静岡県御前崎市新田:ソメイヨシノよりひと足早く開花を迎えるカワズザクラ。
浜岡砂丘白砂公園の北側にある約600mのカワズザクラ並木は、桜の木は低く
遊歩道から目の高さで鑑賞が出来、お子様でも無理に見上る事無く楽しめます。
そろそろ満開は過ぎ、青葉が目立ち始めることで却って花を引き立ていました。
浜岡砂丘は天竜川からの土砂が潮流により運ばれ、遠州灘沿いの沿岸線に
30kmにわたり続く太平洋側で最大級の南遠大砂丘の1部にあたります。
御前崎遠州灘県立自然公園ですが、近年の防潮堤建設で様変わりしました。
砂丘入り口に遠州七不思議の1つである妖怪[波小僧]の像が立っています。
昔、波小僧が漁師の網にかかり、波の音で皆に天気を知らせることを条件に
開放されたという伝説・・・・これ以後遠州灘では地鳴りのような波の音が
南東からすれば雨、南西からすれば晴れるという言い伝えがあるそうです。
花沢の里 [建造物保存地区]
静岡県焼津市花沢 : 焼津市北方の谷間にある30戸余りの山間集落[花沢の里]。
旧東海道の西側にある集落は、傾斜地に頑丈な石垣を築いて敷地を造成し、石垣上に
農作業などで使われる附属家を建て、道路沿いに段々と立ち並ぶ独特の集落です。
山間の谷地に形成された花沢集落は、江戸時代の主屋や附属家を保存しつつ、
明治時代以降の産業変化と共に建物を増改築し独自の景観が形成されました。
平成26年に静岡県で最初、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されました。
家山の梅園 [花・鳥]
静岡県島田市川根町家山:[家山梅園]は、大井川を望む南向きの急傾斜地にあり、
高齢化の為に耕作放棄地だった土地を、有効活用しようと地元有志10人で計画、
平成9年から整備を開始し、平成19年に開園一般公開している無料の梅園です。
面積約1.5haの里山風梅園に、360本・20種類の梅が植えられています。
梅園眼下の[野守の池]は、夢窓国師と遊女野守の悲恋を今に伝える池で、
ヘラブナや鯉の釣り場として有名、釣り師が風流な一時を過ごしています。
天竜浜名湖線 駅舎 [有形・無形文化財]
静岡県浜松市天竜区二俣:天竜浜名湖線は旧国鉄の二俣線を引き継いだ路線で、
掛川市の掛川駅から浜松市天竜区の二俣駅を経て湖西市の新所原駅に至る総延長
67.7km38駅で静岡県第3セクターの天竜浜名湖鉄道が運営する路線です。
東海道線の掛川を離れ、内陸部の長閑な田園地帯や浜名湖北岸を走り、再び湖西市の
新所原で東海道線と合流する沿線上の36の建造物や施設は、国の登録有形文化財に
登録されており、1935年開業当時の面影を残す風情のあるレトロな路線です。
※最後のユリカモメですが、以前は列車到着時に餌をまいて電車の前でカモメが
乱舞していましたが、今回は駅員の方が規制し列車到着時、餌やり禁止でした。