大栗安の棚田 [地域]
静岡県浜松市天竜区大栗安: 浜松市の北部、標高450mの急峻な山中に、
平安~室町時代を起源すると言われる[大栗安の棚田]も収穫期を迎えました。
山並みと調和した棚田と茶畑は地区の高齢者により維持管理されています。
今年は真夏に前線が長期停滞し記録的な雨量となりましたが、8月終焉は
猛暑に戻り9月は平年並みの気温に戻り、無事に豊穣の時を迎えました。
曼珠沙華 [花・鳥]
静岡県浜松市天竜区二俣町: 迷走した台風14号が通過し雲の切れ間に青空が、
見頃を迎えている[彼岸花]を見たくて、栄林寺前の二俣川河川敷に急行しました。
秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前の[彼岸花]、別名の多いことで知られ
開花時に葉は無く、花と葉を同時に見ない事から[葉見ず花見ず(はみずはなみず)]
の別称も有りますが、法華経等の仏典に由来した[曼珠沙華]をよく耳にする花です。
鳳来寺山 [山]
愛知県新城市門谷鳳来寺: 1300年前に利修仙人が開山したと伝わる鳳来寺山は、
山全体が国の名勝で天然記念物に指定される霊山、中腹に古刹[鳳来寺]があります。
朝は生憎雨で車中で暫く思案しながら待機、やがて雨は上がり登山を決行することに。
初めての鳳来寺山、表参道の石段~本堂~山頂~天狗岩~東照宮~出発地の戻るコース。
麓から1425段の石段が続く鳳来寺参道には、樹齢800年樹高60mという
[傘杉]が凛と立ち参拝客を迎え、慶安4年(1651)に徳川家光によって建立
された国の重要文化財の[仁王門]が邪悪な者の侵入に睨みを効かせています。
本堂前の東屋で休憩したのち本堂裏から本格的な登山道に、当初思っていたより
急勾配と濡れた登山道に苦戦し、撮影は諦めカメラをバックに収納し登山に
専念、[勝岳不動]や台風で大破した[奥の院]を通過し青息吐息で山頂へ・・・
下りも同様で岩場の登山道は滑り撮影は断念しやっとの思いで徳川家光により
慶安元年(1648)に建立された[鳳来寺山東照宮]にたどり着きました。
後は1400段の石段を下るだけ・・・・