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木曽漆器の町 [建造物保存地区]


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長野県塩尻市木曽平沢:古くから木曽の良質な木材を活かした漆工芸が栄え、


江戸時代を通して中山道随一の木曽漆器の漆職人と工房の街[木曽平沢]。


通りに面した家屋は、主屋の裏に漆器の作業場がある[塗蔵]を持ち木曽平沢


独特の建物が並び、2006年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された。



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幾重にも塗り込まれた木曽漆器、何代にも渡って受け継がれた伝統技法の


木曽春慶・木曽椎朱・塗り分け呂色塗は国の伝統的工芸品に指定されている。



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鳥居峠 [峠]

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長野県木曽郡木祖村ー塩尻市: 旧中山道の藪原宿から鳥居峠越えをし奈良井宿まで


歩こうと計画しネット検索したところ、鳥居峠から奈良井宿の間で以前の豪雨により


一部が土砂崩落の為現在は通行不可、予定変更し藪原宿から鳥居峠の往復としました。


期待していた紅葉も今年は遅れているようでまだ青葉、遠路はるばるでしたが残念。



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藪原宿は江戸時代の中山道69宿で35番目、鳥居峠を挟んだ奈良井宿と共に


[お六櫛]の産地として栄えた宿場ですが、大火により往時の面影は有りません。


中山道木曽路最大の難所といわれ、かつて美濃国と信濃国の境であった峠は


凡そ1300年前に完成したようですが、現在は中部自然歩道の一区画です。



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一部色づきかけた林の中、つづら折りの道をひたすら登っていると視界が開け、


藪原の町並みが一望出来る場所に展望台が設置されており一息つく事に・・・



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標高1197mの鳥居峠付近にはトチノキが群生していて、多くの旅人を


見つめてきたであろう苔むした老木は、優しくハイカーを見守っています。



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ここから先は通行止めになっているため奈良井宿に下る事はできず残念、


木の間から見え隠れする奈良井宿、藪原に引き返し立ち寄ることに・・・


江戸時代には[奈良井千軒]と言われるほど栄えた宿場で今も往時の面影を


色濃く残し、昭和53年に伝統的建造物群保存地区に指定されています。



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宝積山 光前寺 [神社・仏閣]


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長野県駒ヶ根市赤穂北割: 木曽駒ヶ岳の麓に境内を構える[宝積山 光前寺]は、


貞観2年(860年)本聖上人により開山された長野県屈指の古刹で、南信随一の


祈願霊場として広く信仰を集め、光前寺庭園や霊犬早太郎伝説・光苔等で有名です。



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杉の巨木に囲まれた境内には、本堂をはじめ三門・仁王門・三重の塔・経蔵など数々の


重要文化財や県宝が点在し、境内全域が[光前寺庭園]として国の名勝に指定されている。



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早太郎伝説とは、その昔遠江の国見附村(現静岡県磐田市見附)で、毎年祭の夜に


白羽の矢が刺さった家の娘を人身御供として、猿の化生[狒狒]に差し出していた。


ある日旅の僧侶が見附の村に立ち寄った際に泣き祭の事を知り、里人を救いたいと


祭の夜に様子を伺っていると妖怪が現れ、信濃の早太郎を恐れているのを知る。


僧侶は信濃の光前寺から早太郎を借り受け、早太郎を身代わりとし一夜に渡り狒狒と


激闘の末に見事退治した、深手を負った早太郎は光前寺に辿り着くと和尚に一吠えし


息を引き取ると言う話です・・・・・磐田では悉平太郎として伝説が残っています。



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かんてんぱぱガーデン [雑記]


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長野県伊那市東春近木裏原: 中央アルプス駒ケ岳山麓の静寂で広大な敷地内にある


伊那食品工業(株)の本社と工場周辺の庭園を[かんてんぱぱガーデン]と呼びます。


[かんてんぱぱ]のブランド名で有名な寒天のトップメーカーで、寒天商品の国内シェア


8割を占め、創業以来48年間増益増収を達成し毎年着実に成長を続ける会社です。



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隅々まで綺麗に手入れされたガーデンは毎朝社員の方が、従業員や地域の人々


訪問される方が安心して寛ぎ癒やされる空間を意識し整備されているようです。


ガーデン内にはレストラン・蕎麦処・茶房があり美しい景色の中で楽しめます。



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野村陽子植物細密画館には、長野県出身のボタニカルアート作家の野村陽子氏の


植物のありのままの姿を描く臨場感溢れる作品が展示されています。

 


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八島ヶ原湿原 [景勝地]


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長野県諏訪郡下諏訪町東俣: 霧ヶ峰の北西部に位置する[八島ヶ原湿原]は、


標高1632mのにあり面積は43.2ha、日本の高層湿原では南限です。


霧ヶ峰には、八島ヶ原湿原・車山湿原・踊場湿原の三っつの湿原があり、


1939年に国の天然記念物に指定され、文化財としても登録されている。



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全周は約3.7km、紅葉には少し時期は早いようでしたが、美しい


景色と数々の植物を眺めながらノンビリ2時間ほどかけて散策しました。



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