岩岳山のアカヤシオ [トレッキング]
静岡県浜松市天竜区春野町: 以前から是非1度見たいと思っていた[アカヤシオ]、
天候は芳しく無いものの、開花時期が限られている花なので本日登ってみました。
岩嶽温泉(閉鎖)駐車場から尾根ルートで、[キマタ山][入手山]を経由しアカヤシオの
群生地、浜松市の北部・南アルプスの深南部にある[岩岳山(1269m)]を目指します。
今回も濃いガスおまけに小雨の悪条件で、浮き根や岩での滑りに注意しつつ
登りますが、今年は開化が速い様で、入手山あたりでは花びらは落下・・・
更に標高を上げると、岩岳山近く濃霧の中でピンクの花が迎えてくれました。
青空を背景にした画像は撮れませんでしたが、何とかアカヤシオの花がとれました。
熊伏山 [軽登山]
長野県下伊那郡天龍村・飯田市:長野県最南端の独立峰[熊伏山(標高1653m)]、
山の東側を中央構造線が通る青崩峠[浜松市北区水窪町]から山頂を目指します。
青崩峠の[塩の道]駐車場の登山口に向かう途中に、1250年代(鎌倉時代)に創建
された[足神神社(足の神様)]に、まずは登山の無事と健脚祈願の為お参りします。
海のない信州に運ばれる塩の、太平洋側を南塩ルート[遠信古道]塩の道と言い、
後に秋葉信仰が広まり秋葉神社詣でが盛んになると、秋葉街道と呼ぶようになった。
今回の登山口青崩峠は、往時の塩の道の石畳が残っていて興味津々で向かいました。
植林された杉林の中の古道を通り青崩峠に到着、ここから熊伏山への登山開始。
見上げる程の長い階段はガスの中へ、青崩の崩落横を登りますがこれが急登。
2週続きのガスガス登山にテンション下がり気味、思っていたより急登に喘ぐ・・・
[青崩の頭]・[前熊伏山]をクリアし、小さなアップダウンのあと[熊伏山]山頂に登頂。
暫く熊伏山山頂で霧が晴れるのを待っていましたが、汗冷えし寒くなったので下山。
今回つきに見放されたのか?下山途中で霧が晴れましたが、再度登る気力なし・・・
下山時、青崩峠から塩の道ルートを外れ、国道152号線を歩いてみます。
国道152号線は、静岡・長野県境の青崩峠と長野県内の地蔵峠の2個所に
不通区間のある珍しい国道で、不通区間は登山道として整備されています。
山行3時間弱・距離7km・高低差740mの軽登山でした。
麻布山 [ハイキング]
静岡県浜松市天竜区水窪:浜松市の最北部、南アルプスの深南部に位置し、
紅葉の名所で知られる標高1685mの[麻布山]に登ってみました。
かつては山頂に麻布神社の奥宮が鎮座していましたが、昭和34年(1959)
の伊勢湾台風により崩壊し、その後は再建されていません。
登山口の天竜野鳥の森に向かう途中、いつもと違う瀑布の[布滝]をショット。
昨夜の雨で水量が多く、登山道の崩落が気がかりでしたが登山口に到着。
気温が低く風が冷たくて、厚手のウエアに着替え登山届を書き入山。
暫く進むと谷から拭き上げるガスで視界は20m程、少々不安になる。
高度を上げるとガスは亡くなったが、谷からの風が強く異常に寒い・・・
中央構造線が近いせいか、登山道脇の崩壊が多く気の抜けない歩行が続く。
喘ぎながら2時間弱で第1目的地の麻布山山頂に登頂、続いて第2目的地の
前黒法師山に向かいますが、1度下がってからの急な登りにヘロヘロ~。
雨後の登山、浮き出た木の根で滑り2度ほど尻もちをつきましたが何とか無事に、
往復12km要した時間5時間弱で無事下山することが出来ました。
前回登った常光寺山の登山口がある家老平で満開の山桜をみました。
常光寺山 [ハイキング]
静岡県浜松市天竜区水窪町山住: 標高1100mの山住峠山頂に鎮座する
[山住神社]、和銅2年(709年)に伊予国大山祗神社から分霊され祀られた
もので、当時は山住大権現と称号されていたようで、主祭神は大山積命。
樹齢1200年と言われる[山住の1000年杉]は県の天然記念物です。
冬期の間閉鎖されていた林道が、4月1日に解除されのを期に春のアカヤシオ
秋の紅葉が美しい常光寺山に登るため、山住神社から5分程離れた家老平へ。
浜松市の方針で閉鎖中の[カモシカと森の体験館]の駐車場をお借りしました。
天然林が多い為、落ち葉のジュウタンはフカフカ、この時期日差しが差し込み
明るい登山道、落葉した枝の間から見える北遠部の雄大な山々が素晴らしい。
好天気の土曜日、登山者がいるだろうと思っていましたが、誰ひとり歩く人は無く
いつもの如く独り占め、熊よけ用のポケットラジオのボリュームをあげ快調。
アップダウンのルートを、往復6km弱を2時間少々で歩くことが出来ました。