橘谷山 大洞院 [名所]
静岡県周智郡森町橘:樹林に包まれるた谷間に佇む[橘谷山(きっこくさん) 大洞院]、
応永18年(1411年)梅山禅師によって開山された、東海曹洞禅寺の名刹です。
今境内のモミジが見頃を迎え、近隣各地から多くの人々が訪れ紅葉を楽しんでいます。
門前に建つ幕末の侠客[森の石松]の墓石(現在は3代目)は、勝負運や商売繁盛・
厄除け等にご利益があるといわれ、墓石の欠片が入ったお守りを販売しています。
どうだん原 [名所]
静岡県島田市尾川:予定していた奥大井の智者山と天狗石山に登ろうと早朝に出発、
登山口に向かうため細い林道を登っていると、通行止めのゲートで閉鎖されており、
他の登山口を探すが見つけることが出来ず断念、帰路につく途中ドウダンツツジの
紅葉がそろそろ見頃ではと思い、どうだん原と千葉山のハイキングコースに寄り道。
時間も既に10時過ぎ、登山口近くの駐車場はかなりの車が駐車していて紅葉も
見頃かな?と内心期待、20分程で伊太丁仏参道(石仏が一丁毎に設置されている)
の途中にある、約8000本のドウダンツツジが自生するどうだん原に到着。
少し時間が有るので智満寺にお参りすることに、千葉山智満寺は比叡山延暦寺を
総本山とする天台宗の寺、宝亀2年(771)に光仁天皇の勅願により鑑護国家の
御願寺となったのが智満寺の創建と言われ、1200年以上の歴史ある古刹です。
お参りを済ませ奥の院まで足を伸ばすことに・・・・
山頂に凛として立つ杉の老木、樹齢は不明ですがどれも凄いオーラを発しています。
島田市あちらこちら [名所]
静岡県島田市大代:大代地区の[王子田会(おうじたかい)]の皆さんが、地元活性化の為
地元の間伐材や竹・藁など使用し毎年製作展示している干支、2022年の干支は[寅]、
高さ約3m幅約4mの寅の夫婦と子供のリアルなジャンボ寅が多くの見学者を迎えます。
島田市稲荷に所在する[北河製品所]は、明治中期に操業を開始した化学工場で、
敷地内は立ち入り禁止の為敷地外からの撮影ですが、レンガ造りのレトロな建物が
点在し、数々の映画のロケ地にも使用され静岡県の近代化資産に登録されている。
[蓬莱橋]は大井川に架けられた全長897.4mの木造歩道橋で、法律上は
農道に分類され歩行者や自転車のみ通行可、[897.4mの長い木橋]に
かけて、[厄無しの長生き橋]として長寿のご利益スポットでもあります。
大井川鐵道株式会社は大井川流域を基盤とした鉄道事業を業務とする企業で、
大井川本線と井川線の2つの鉄道路線を運営し、蒸気機関車(SL)の
動態保存と運行が行われている路線としても広く知られています。
ぬくもりの森 [名所]
静岡県浜松市西区和地町: 通りすがりに立ち寄った和地町の一角、小さな森の中
木や石・漆喰などの自然素材を使用した、絵本に出てきそうな丸みを帯びた可愛いい
建物たちが出迎えてくれました。(親爺一人では気恥ずかしくて後悔しましたが)
1983年に[ぬくもり工房]の創業者、佐々木茂良氏が自身の建築事務所を兼ねた
家具工房を建設、その後に雑貨ショップ・レストラン・ギャラリー等を増設し、
まるでお伽の国の様な[ぬくもりの森]となり観光スポットとして賑わっています。
旧木沢小学校 [名所]
長野県飯田市南信濃木沢: 南アルプスと伊那山地に挟まれ、美しい山並みと
天竜川支流の清流遠山川に沿って広がる、豊かな自然溢れる地域[遠山郷]。
遠山郷の木沢地区にある[木沢小学校]は、昭和7年に建造され、昭和20年の
ピーク時には310名の生徒が就学、平成3年には児童数の減少により僅か
26名となり、平成3年に休校その後平成12年に残念ながら廃校となった。
木造校舎は地元住民の手で展示施設として保存され、資料館やイベントスペース
等に活用しています。 校舎内にある最後の生徒が卒業してからそのままの状態
で残している教室の、小さな机とランドセルの掛かった小さな椅子を目にして、
断片的に記憶が蘇り、遠い昔の自分にリンクし懐かしさがこみ上げてきました。
弁天島 [名所]
静岡県浜松市西区舞阪町:コロナ君の驚異で自粛中、人混みを避けて弁天島を散策。
夏場には潮干狩りや海水浴が気軽に楽しめる[弁天島海浜公園]には、湖上に立つ
高さ18mの赤い鳥居がシンボルで、浜名湖一帯に点在するリゾート地の1つです。
遠州灘から浜名湖につながる玄関にあたる弁天島は、海の保養地として
埋め立てられた為に狭いところに多くの橋が平行に架かっています。
海と繋がる今切口を大きく飛び越える国道1号線の浜名大橋を始め、
国道301(旧国道1号)の西浜名橋・JR東海道線・東海道新幹線等。
松平郷 [名所]
愛知県豊田市松平町: 今から凡そ600年前に、この地で発祥した松平氏が
三河を平定し、後に三河の戦国武将から江戸幕府の将軍への礎となった松平郷。
[院高月院]は貞治6年(1367年)の創建で、徳川氏の始祖松平家の菩提寺、
慶長7年寺領し100石を家康より下賜、以後幕末に至るまで高遇されました。
天文11年(1542年)12月26日に、岡崎城において松平家康(後に徳川)が
生誕されたとき、松平太郎左衛門家7代当主親長が、竹筒に水をつめて早馬で
この水を運んで産湯に用いた記録があるという[産湯井戸]・・・・・・
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう) [名所]
静岡県浜松市北区引佐町田畑:[竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)]は、竜ヶ岩山南麓の
約2億5千万年前の地層にある延長1000mに及ぶ鐘乳洞で、その内400mが
公開されており年中17度前後の洞内は、快適で神秘的な世界が広がる空間です。
鐘乳洞内は40箇所以上ライトアップされており、様々な形をした鍾乳石には
その名前と説明がされており観光客のいない時期、充分楽しむことが出来ます。
中でも落差30mの[黄金の大瀧]は、天井部から地下水がシャワーのように
振り注ぐ珍しい洞窟滝ですが、通路に屋根が架けて有り撮影は困難でした。
段戸裏谷原生林 [名所]
愛知県北設楽郡設楽町田峯: 標高900mにある段戸裏谷原生林では、
例年11月上旬頃ブナ・ミズナラ・モミジ・カエデ等の紅葉が見頃を迎え
段戸湖面に映る木々は、錦の衣を纏いその美しさは格別で一見の価値有り。
県内最大級の原生林である[きららの森]は、東海自然遊歩道や
散策路がきれいに整備されており、大自然を充分満喫出来ます。
極楽峠パノラマパーク [名所]
長野県下伊那郡下條村睦沢: 昔、東山道の1つとして東海地方と下條方面の
要路として発達し、戦国武将も大群を引き連れ通ったという歴史ある道の
阿智村と下條村の堺にある峠[極楽峠 標高1283m]から下った所、
標高994mに長野県自然百選の1つ[極楽峠パノラマパーク]があります。
展望台からは、南アルプスや中央アルプスが一望出来眼下には
伊那谷の村が広がり、雄大な大自然を惜しみなく独り占めです。
三峰茶屋 [名所]
長野県小県郡長和町和田 : 長野県諏訪インターから美ヶ原まで続く
約76kmの観光道路の途中にある[三峰茶屋]、その店舗を通り抜けた
展望台の眼前に、車山・八ヶ岳・美ヶ原高原などの絶景が広がっています。
中山道最大の難所と言われた霧ヶ峰北西部の和田峠、険しい山中を通る道は
所々旧道やビーナスラインを横断(正しくは新しい道が横断)し、足を
踏み込むことが出来ますが、想像していたより細く冬期の積雪時(3m)、
峠を利用した旅人達は道を間違えずよく通行したものだと感心しました。
龍王権現の滝 [名所]
静岡県浜松市天竜区佐久間: 水窪と佐久間を結ぶ北条(ほうじ)峠へ向かう途中、
[龍王権現の滝]の看板が目にとまり寄り道、急斜面の整備された遊歩道を下る。
小さな吊橋を渡り沢伝いに小径を奥へと進むと、立ちはだかる絶壁に囲まれた淵と
小ぶりだが水量豊富な龍王権現の滝が、勢いよくエメラルドグリーンの滝壺へ直瀑。
中央構造線上にある[北条(ほうじ)峠]の[佐久間民族伝承館]は、
江戸時代末期に建てられた農家を移築し、山村農家の様子を再現し
この地に伝えれれてきた山里の暮らしぶりや民話を紹介しています。
八幡町 [名所]
岐阜県郡上市八幡町: 岐阜県中部、飛騨高地南部の長良川とその支流
吉田川沿いに八幡藩の城下町として、古くから栄えた[八幡町]。
2004年3月1日に郡上郡の7町村が合併し郡上市となりました。
奥美濃の小京都は、一般に[郡上八幡]として知られています。
宗祇水(そうぎすい)は白雲水とも言われる湧水で、この地域の生活には
不可欠なもの、そしてシンボルとして大切に利用されてきました。
昭和60年に環境庁により[日本名水百選]の第1号に指定され、
半世紀以上も変わらず、澄んだ清らかな水が今も湧き出ています。
暮白の滝 [名所]
長野県下伊那郡阿智村智里: [暮白の滝]は園原川の支流にあり、源義経が
東北攻めの道中で馬を絆いだという伝説の桜[駒繋ぎの桜]の上手にある落差
20m程の滝で、夕暮時に仄かに白く見える事から[暮白の滝]と呼びます。
伝教大師(最澄)は、東国への布教を計画し弘仁8年(817年)東山道を
下った際、美濃の坂本から神坂峠を越え阿智までの道程が予想以上に困難で
有ったことから、旅人の為に峠の両側に広済・広丞の2つの院を設けました。
広丞院月見堂は最澄が建てた広丞院の跡地だと伝えられています。
Happy Happy Bell [名所]
静岡県中部、大井川上流域の山間地に広がる地域は、古くから銘茶の
産地として知られ宇治茶・狭山茶と並ぶ高級ブランド[川根茶]を
産出し、全国に伝統ある味と豊かな香りのお茶を届けています。
トロッコ列車が走る事で知られる大井川鐵道、大井川本線の終着駅千頭から
南アルプスの山間部井川までの[南アルプス アプトライン]にある
[奥大井湖上駅]は、長島ダムに突出した陸地にある小さな秘境駅です。
駅の前後にある鉄橋は、湖底から70mもの高さに架かっています。
棚田と瀑布 [名所]
愛知県新城市四谷、標高882mの鞍掛山の南西斜面に広がる棚田は、
標高220m~420mの間を、石垣によい階段状に作られています。
[日本の棚田100選]にも選ばれており、700年以上の歴史があるそうです。
四谷の千枚田を後に国道257号線を北上し[鳴沢の滝]へ、新城市作手の
当貝津川にかかる落差15m程の滝ですが、新城市の天然記念物に
指定されているこの滝は、水量が豊富で堂々とした見応えのある少瀑布です。
月瀬の大杉 [名所]
長野県下伊那郡根羽根村月瀬の日影平にある大杉は、平成元年の環境庁
巨木調査により、長野県で第一位の巨木であることが確認されました。
昭和19年(1944年)11月、国の天然記念物として指定された大杉の
樹齢は1800年余り、幹周り約14m、樹高は40mに達する巨木です。
色づき始めたモミジに背中を押され、少し高所に移動したくなり茶臼山方面へ・・・・
青空を背景に、真っ赤に色づいた漆の木が印象的でした。
鳳来寺表参道 [名所]
愛知県新城市鳳来寺、奥三河山地の標高695mの鳳来寺山中腹、大宝3年(703年)
利修仙人により開山されたと伝えられる、真言宗の古刹寺院です。
毎年、自身の体力検定を兼ねて1400段の石段登りを行っていますが、これが割りとハード。
年々登る速度も遅くなり、小休止の回数が増えるばかり・・・・・
今回は下山後、麓の小さな門前集落周辺で、萌え色の若葉と草花を撮ってみました。
遠州 山の辺の道 [名所]
静岡県浜松市浜北区、三方原台地の東麓から浜北の南麓にかけて、岩水寺や秋葉山詣でに
向かう人々が行き交った古道沿線には、数々の名所旧跡が残っています。
明治8年創業の[明治屋醤油]は、赤石山脈の伏流地下水を使用した天然醸造の醤油店です。
江戸末期の元治元年(1864年)創業の[花の舞酒造]、天竜川水系に古来より
伝わる奉納踊り、[花の舞]に由来するそうです。
古道沿いには沢山の古刹が点在しています。行基が開創した[平口不動寺]は
その昔、疫病が蔓延して困っていたこの地域に、不動明王を彫って本尊とした事が
始まりで[身代わり不動]と呼ばれ、開運・無病息災・厄除け・家内安全・身代わりと
少々欲張りですが、地域の人々に深く信仰されています。
高根神社の拝殿は、足利時代の文亀2年(1502年)造営といわれ、総欅造りで
茅葺きだったそうですが、昭和初期に銅板屋根に葺き直されました。
太龍寺(たいりゅうじ)ロープウェイ [名所]
徳島県那賀郡(なかぐん)那賀町の鷲の里駅から、阿南市の太龍寺を結ぶ
四国ケーブルの[太龍寺ロープウェイ]は、全長2,775mで那賀川(なかがわ)を越え
続いて山越えを行う、西日本で最長のロープウェイです。
西の高野と呼ばれる第21番札所の[舎心山 太龍寺]は、海抜600mの太龍山頂近くにあり、
真言宗準別格本山の格式をもつ名刹で、延暦11年(792)弘法大師の創建と伝えられています。
八丁味噌の郷 [名所]
愛知県岡崎市、家康生誕の岡崎城より西へ八丁(約870m)離れた八丁村。
この地は、東海道と矢作川(やはぎがわ)の交わる水陸交通の要所であり、
大豆や塩を入手しやすいうえに、花崗岩質の地盤からの良質な天然水に
恵まれた、味噌造りにとっては最高の立地条件でした。
江戸時代以来、早川家と大田家の二軒が製造販売する[八丁味噌]は特に有名になり、
地元周辺ばかりでなく江戸にも多く積み出されその名を高めました。
現在も両家は[カクキュー]、[まるや]の商号で製造を続けています。
大豆と塩が原料の八丁味噌。 蒸した大豆に麹カビをつけて豆麹にし、
これに塩と水を加えて大きな木桶に仕込みます。
この地の自然環境に任せ、二夏二冬の間熟成させると、濃い旨味があり、
少々酸味があり独特の風味がある八丁味噌が出来ます。
大きな木桶の中に、約6トンの味噌を仕込み、約3トンの石を熟練した職人の手で
山積みにし、二夏二冬じっくり寝かせます。