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久能山東照宮と日本平 [重要文化財]

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静岡県静岡市駿河区根古屋:元和2年(1616)4月17日、徳川家康公の薨後に


武田信玄が設けた久能城を廃止し、2代将軍秀忠公の命により元和2年5月着工


翌年元和3年12月、僅か1年7ヶ月という驚くべき短期間で東照宮を建立した。


権現造り・総漆塗り・極彩色の社殿は日光東照宮より19年も前に造られた。



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御本殿の裏手50mほどの所に、御遺命により御遺骸が埋葬されています。



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天気に恵まれ汗ばむくらい、東照宮参拝後にロープウェイで日本平へ上がってみました。


コロナが落ち着いたこともあり多くの観光客が・・・・なかには学生服姿の集団も見られ


マスクは着用しているもののロープウェイは満員、素晴らしい眺望を楽しんでいました。



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大鹿村 [重要文化財]

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長野県下伊那郡大鹿村: 南アルプスと伊那山地に囲まれた人口約1000人、


[日本で最も美しい村連合]に加盟している大鹿村は文化財の宝庫です。


文政3年(1820)松下六郎左衛門によって建築された松下家住宅は、


周囲の山から切り出した構造材は非常に大きく、母屋は桁行14.6m


梁間15.8mの切妻造妻入の構造で、14.6mの大梁は圧巻です。


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鹿塩(かしお)地区には、海水とほぼ同じ塩分濃度の温泉が湧き出ていて


この温泉を利用した鹿塩温泉には、四季を通して全国から人が訪れます。



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釜屋建て・望月家住宅 [重要文化財]


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愛知県新城市黒田高縄手: 望月家は、武田家の家臣で長篠の戦いに敗れた後、


土着したのが先祖の「望月四郎左衛門」と伝えられています。[望月家自伝より]


この建物は元禄2年(1689)頃に建築され、江戸時代は薬問屋を営み明治


時代は木挽をしていたようで、およそ300年以上前の建造と推測されている。



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豊川流域から天竜川流域にかけて分布する分棟型民家は、この地方では[釜屋建て]と


呼ばれており、現存するものとしては最も古い建物で重要文化財に指定されています。



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黒田地区では、遊休農地に菜の花を植栽し毎年[菜の花まつり]が催されていますが、


今年は中止ですが、菜の花はコロナとは無縁で美しさを競って咲き誇っていました。



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代官屋敷 黒田家 [重要文化財]

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静岡県菊川市下平川: 徳川家旗本で、遠江国城東郡嶺田を治めた石高4千石の


本多日向守助久の代官となった黒田家が築いた屋敷で、長屋門は18世紀中頃の


建造と見られる茅葺き屋根の門は、桁行68尺(20.6m)に及ぶ大規模なもの、


主屋と長屋門が黒田家住宅として昭和48年に重要文化財に指定されています。



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現在も所有者の方が居住されているため、主屋や庭園などには入れませんが、


周囲に壕を巡らした城郭の面影を残す1haの屋敷全体が保全されています。



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豊橋 鬼祭2020 [重要文化財]

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愛知県豊橋市八町通:東三河に春の訪れを告げる[安久美神戸神明社]大祭


[鬼祭]が、2月10・11日の両日に近遠各地から多くの参拝者が集まり、


平安時代から続く例祭は、国の繁栄と五穀豊穣を祈願し盛大に行われました。



安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)は、安久美神戸(神官の神領地)


に建てられた神明社で、天慶3年(940年)朱雀天皇によりこの地が、


伊勢神宮に寄進され、伊勢神宮祭主である大中臣頼基の一族、大中臣基守が


この地に入り[天照皇大神]をお祀りしたのが始まりです。(自社伝より)



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祭礼は2日間に亘り、氏子14町会により神楽・田楽・歩射・卜占・御神幸など、


多種多様な行事が行われ、平安から鎌倉時代に流行した田楽など古式を崩さず


伝えられており神聖な祭礼として、国の重要無形民族文化財に指定されています。



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多くの神事が行われますが、祭りのクライマックスは[赤鬼と天狗のからかい]、


荒ぶり悪戯をする神の赤鬼を、武神天狗が神の前で秘術を尽くし懲らしめて、


最後に和解し赤鬼が罪の償いに、厄除けのタンキリ飴と白い粉を撒きながら境外へ


風のごとく飛び去る無言劇で、白い粉を浴び飴を食べると夏病はしないそうです。



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※大勢の見物人と規制線と、白い粉の恐怖で上手く撮れませんでした、悪しからず。

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どうだん原と智満寺 [重要文化財]

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静岡県島田市千葉: 国の重要文化財に指定されている[千葉山 智満寺]の


参詣道として今も残っている[伊太丁仏参道]ハイキングコースの途中にある


[どうだん原]は、約8千本にも及ぶ県下有数のドウダンツツジ群生地です。


春にはスズランの花に似た白い釣り鐘状の花を咲かせ、秋には真っ赤に紅葉し


針葉樹林を赤く染め上げますが、残念なことにその見頃は過ぎていました。



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奈良時代宝亀2年(771年)、鑑真和上の孫弟子にあたる廣智上人により


創建された、比叡山延暦寺を総本山とする[千葉山 智満寺]は、源頼朝を


はじめ戦国武将の今川氏・徳川氏から帰依を受け手厚く保護された古刹です。


茅葺屋根の本堂は国の重要文化財に指定されており、奥の院に点在する樹齢


800~1000年の老杉や、多くの貴重な文化財を今に伝え残しています。



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下呂温泉合掌村 [重要文化財]

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岐阜県下呂市森: 美人の湯として知られる下呂温泉街から徒歩で10分程の所の


[下呂温泉合掌村]内には、白川郷などから移築した国指定重要有形民族文化財を


含め、10棟の合掌造りの民家で集落を再現し応時の生活を知る野外博物館です。



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村内でも一際大きな[旧大戸(おおど)家住宅]は、昭和38年に大野郡白川村から


原型にまま移築した大家族制度を代表する合掌造りの建物で、規模は桁行21.4m・


梁間12.27m・棟高13.0mの切妻茅葺きで内部4階建ての大型合掌造りです。


天保4年(1833)~弘化3年(1846)の13年掛かりで造営された民家です。



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飛騨の素朴な息遣いの聴こえる合掌村内には陶芸体験や和紙の絵漉き体験が


出来る施設や、飛騨の味を堪能出来るお食事処もあり温泉帰りに是非どうぞ。



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旧平田家と湧水 [重要文化財]

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山梨県北杜市小淵沢町:武田信玄の家臣、山田但馬守の末裔と言われる


平田家の当主は、代々長左衛門を襲名し江戸時代には、松向村の名主を


勤めた旧家で村では抜きん出た土地持ち大百姓だったようです。


建物は、平成元年(1989年)に国の重要文化財に指定されそれを機に


平田家より小淵沢町に寄贈、平成4年に現在地へ移築復元されました。



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八ヶ岳南麓高原湧水群として昭和60年(1985)に名水百選に


選定された大滝湧水は、大滝神社を中心に5000㎡の広さと


日量22,000㎥の湧出量があり、真夏でも12~13℃の水温が


保たれているため、水田の灌漑用やニジマス養殖が行われています。



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友田家住宅 [重要文化財]

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静岡県周智郡森町亀久保:友田家は、太田川の源流に近い亀久保に所在し、


祖先は出雲の刀鍛冶だと伝えられ、現当主は47代目にあたります。


現在の母屋は元禄期に隣接地から現在地に移築したと言われ、赤松や


栗等の建築部材を使用し、300年余り経た重厚な建物で見応えある家屋です。


昭和48年6月に国指定重要文化財に登録されました。



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太田川ダム(湖名・かわせみ湖)は、太田川水系の治水と利水を


兼ねた多目的ダムで、2009年に完成しました。



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旧開智学校 [重要文化財]

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長野県松本市開智 : 江戸時代の松本藩校崇教館の流れを継ぐ[開智学校]は、


明治5年(1872)5月開校した筑摩県学を母体とし、


同年9月の学制発布を受け、翌年6年5月に開智学校となりました。



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東西南北に風見を配した、八角塔のそびえ立つ擬洋風建築の校舎は、


明治8年4月に工事が始まり翌年9月4日に完成しました。


この校舎は、昭和38年(1963)までの90年間に渡り使われ、国内で


最も古い小学校舎の一つで同年3月23日に重要文化財に指定されました。


昭和38年1月から翌年8月にかけ、女鳥羽川の辺りから現在地に移築復元された。



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