静岡県湖西市新居町に所在する[新居関所]は、江戸時代には今切関所といわれ
 
慶長5年(1600年)浜名湖の今切口近くに設置されました。
 
元禄12年(1699年)、宝永4年(1707年)と度重なる災害により、
 
7年の間に2度移転しました。
 
明治2年(1869年)正月の行政官布告で、全国の関所は廃止となりましたが、
 
この関所は布告後は、小学校や役場として使用された為に残り
 
今では全国で唯一現存する関所建物として保存し公開しています。
 
 
 
 
                  
 
 
 
 
 慶長5年(1600年)に天下統一した徳川家康は、まず主要交通路として5街道を定め、
 
各街道には宿場を置き、公用荷物の継ぎ送りの為に人馬の常備を義務付けると共に
 
街道の要所に関所を設け、江戸に持ち込まれる鉄砲や武器に目を光らせる、
 
特に江戸から出る女性に対しては、厳しい調べを行いました。