愛知県田原市浦町の標高250mの蔵王山頂には大きな一機の風車、

屋外テラスと室内展示室に分かれた展望台が有ります。

昼間は三河湾や太平洋が一望でき、夜間には眼下の渥美半島の灯りと

夜空の月星の素晴らしい夜景を楽しめます。

     

田原市 吉胡(よしご)町の[吉胡貝塚]は、蔵王山南麓汐川河口左岸に位置し

縄文時代後期から弥生時代前期の貝塚遺跡で、1992年10月と翌年3月に

行なわれた発掘調査で、302体の縄文人骨が出土し有名になりました。

平成19年(2007)11月、吉胡貝塚資料館・貝塚平面展示室・貝塚断面展示施設や

体験広場からなる史跡公園が整備され公開されました。

      

平面展示室は、貝塚をそのまま保存処理し、ハマグリ・マガキ・等の貝類や

猪・シカ等の骨や土器の破片が発掘されたままの状態で見学出来ます。

断面展示施設は、5体の縄文人と2体の縄文犬の埋葬状況を

模型で再現しています。

当時犬は狩に欠かせない存在で、他の動物と異なり家族の一員として

人と同じように丁寧に葬られています。

      

御油神社

社伝によると、文安元年(1444)熊野族の稲石蔵光朝、紀州本宮より

当地に移り御油城を築き、若一王子権現を祀ると記述されています。

       

  

御油町の豊かな自然の中、郷土に親しむ公園として平成18年に

[東三河ふるさと公園]が開園しました。

毎月自然と触れ合う観察会も開催され、四季折々の花木や生物を

楽しみつつ散策でき、故郷の文化や自然を体感出来る公園です。