浜松祭りの起源は、一説によると今から450年前、当時の浜松を収めていた引馬城主の

長男生誕を祝って凧を揚げたことが始まりとされていますが、定かでは有りません。

 毎年5月3、4、5日に開催される浜松祭りは100万人以上の観光客が訪れ、

昼間は浜松市南区の中田島会場での凧揚げ合戦、夜は市内中心街地で

電飾が施された、豪華な御殿屋台が引き回されます。

       

173町が参加して繰り広げられる凧揚げの初日(5月3日)は、各町が初子の誕生を祝う

[初凧]を揚げ、4日5日になると、迫力満点の[糸切り合戦]がはじまり一気に熱気上昇します。

 

       

       

凧揚げ合戦が午後3時に終了すると、祭りの舞台は市の中心街へと移ります。

メイン会場の鍛冶町通りでは、迫力いっぱいの練りで見物人を圧倒する[合同練り]に続き、

86町自慢の豪華絢爛な屋台が姿を現し、午後6時半[御殿屋台引き回し]が始まります。

       

       

数ヶ月をかけ熱心に練習を重ねてきた各町の[子供お囃子隊]が、ほんのり

お化粧をし屋台の上で奏でる、お囃子も見ものの一つです。