静岡県掛川市西大渕に鎮座する[三熊野神社]は、文武天皇の命により
 
大宝年間(8世紀初頭)に創建されたと言われています。
 
以来1.300年間、近郷近在より暑い信仰を寄せられ、三社様と呼ばれ親しまれています。
 
 
 
         
 
 
 4月の第1金曜日・土曜日・日曜日の3日間、遠州地方のトップを切り、
 
[遠州横須賀三熊野神社大祭]が盛大に催されます。
 
享保の頃、第14代横須賀城主の西尾隠岐守忠尚(にしお おきのかみ ただなお)が、
 
当時の江戸天下祭り(神田・山王両祭礼)の文化をこの地方に伝えて以来
 
200年以上にわたり受け継がれている、伝統ある祭りです。
 
 
 
 
 
               
 
 
 
横須賀では山車のことを[祢里(ねり)]と呼びますが、祭りの時に祢里の上で奏でられる囃子は、
 
古い歴史と類稀なる名調子を認められ、昭和30年に[県指定無形文化財第1号]に指定されました。
 
 
  
 
 
 清水家は江戸元禄時代に廻船問屋を営み、藩の御用達を勤めるなどして、栄えた旧家です。
 
江戸時代中期に造られたといわれる、回遊式庭園は、「静岡県みずべ百選]に
 
選出された湧水を取り入れた、美しい庭園です。