旧国鉄二俣線を前進とする[天竜浜名湖鉄道]の本社は、静岡県浜松市天竜区の


二俣駅に有り、静岡県掛川市の掛川駅から湖西市の新所原駅に至る全長


67.7km・39駅、遠州地方の浜名湖北岸を走る第3セクターの鉄道です。




 


     





70年以上の歴史がある天竜浜名湖鉄道にはレトロな駅舎や、1940年の


開通と同時に設置された車両の向きを変える為の[転車台]等、


今でも現役で稼働する珍しい設備や建屋が数多く現存しています。



これらは1998年に国の登録有形文化財に指定されています。






  





毎年12月~2月頃の冬期、天竜浜名湖線の[浜名湖佐久米駅]に冬鳥の


[ユリカモメ]が飛来し、列車の回りを乱舞するユリカモメが見えます。






  




天竜浜名湖鉄道の全線には、36件もの国の登録有形文化財が存在します。


先に登録された運転区の施設以外に、平成23年に駅舎やプラットフォームを


始め、橋梁や隧道などが新たに国の有形文化財に加わりました。