和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町: 那智大門坂には、276段の石段が
約600m続き、両側に130本余りの老杉が石段を抱え込むように林立しています。
坂の入り口には、樹齢800年と言われる夫婦杉が優しく旅人を迎え入れています。
熊野三山の一つ熊野那智大社は険しい山の奥、標高500mのところに鎮座し、
全国に4000社余りある熊野神社の本社として、古来より多くの信仰を集め
今もなお日本国内はもとより、世界各国からたくさんの参詣者が訪れています。
※残念なことに本殿は大修復中のため撮影いたしませんでした。
那智川の中流にある[那智の滝]は、垂直の断崖からの落差133m・
銚子口の幅13m・滝壺の深さは10m・平時水量毎秒1トン程度の
一段の滝としては落差日本一、日本三名瀑の一つに数えられています