奈良県吉野郡十津川村: 十津川村は奈良県の最南端に位置し、紀伊半島の
内陸部に存在する県内最大の面積を有する静かで居心地の良い山村です。
夜明け前の撮影で画像が不鮮明ですが、十津川村を代表する名所の1つ
[谷瀬の吊り橋]は、昭和29年(1954年)に、村人の力で架けられた
長さ297m・高さ54mで架設当時は日本一長い生活用鉄線の吊橋です。
初めて足を踏み入れた十津川村、迷ってしまいたどり着いた所が熊野三山の
奥の院とも言われる[玉置神社]、社伝によると草創は神武天皇御東征の頃と
記されていて、標高1000mを超える玉置山山頂近くに、神代杉をはじめ樹齢
3000年といわれる大樹たちに包み込まれるように静かに鎮座していました。
やっとたどり着いた目的地、天空の郷と呼ばれる果無(はてなし)集落は、
世界遺産の熊野古道[小辺路(こへち)]が通り、静かで昔ながらの日本の
原風景を今も残し、多くの旅人達も癒やされたであろう長閑な集落でした。