静岡県菊川市下平川: 徳川家旗本で、遠江国城東郡嶺田を治めた石高4千石の


本多日向守助久の代官となった黒田家が築いた屋敷で、長屋門は18世紀中頃の


建造と見られる茅葺き屋根の門は、桁行68尺(20.6m)に及ぶ大規模なもの、


主屋と長屋門が黒田家住宅として昭和48年に重要文化財に指定されています。






    




現在も所有者の方が居住されているため、主屋や庭園などには入れませんが、


周囲に壕を巡らした城郭の面影を残す1haの屋敷全体が保全されています。