戦国大名 福島正則 採石跡地
ここ愛知県蒲郡市西浦町の海岸付近で戦国大名 福島正則の刻印が
平成16年12月に発見されました。
400年もの昔、慶長15年(1610)徳川幕府から名古屋城の
土木工事を行うよう命じられた福島は、西浦から数トン~数十トン
にも及ぶ巨石を切り出し、船積みし三河湾から伊勢湾を経て
熱田浜より陸揚げし、約7キロ離れた名古屋城まで運搬した。
渥美湾に張り出した西浦半島の先端の橋田鼻と松島遊歩道
小島に松の古木のある松島と三ヶ根山
御津山浄土真院大恩寺(みとやま じょうどしんいん だいおんじ)
寺伝によると敏達(びたつ)天皇の時代(572~585)の百済の僧
恵灌(えかん)により創建された。
当初は新宮山にあり浄光院と称したが、室町時代には廃絶同然
となり松平氏の保護を受け、家康の父松平広忠(ひろただ)の時
徳川家に大恩ある寺として、御津山浄土真院大恩寺と改名した。
御油の松並木
御油宿と隣の赤坂宿の間には、慶長9年に整備された御油の松並木
があり、昭和19年に国の天然記念物に指定され
[日本の名松100選]にも選ばれた。