静岡県と山梨県の境にある、大谷嶺・八紘嶺・安部峠に源を発する安倍川は

一級河川として本流及び支流にダムの無い珍しい川です。

静岡市から県道29号線を安倍川に沿って北上し、途中[山葵栽培発祥の地]である

有東木(うとうぎ)に寄り道

約400年前、慶長年間に有東木沢の源流である[山葵山]に自生していたものを、

ある時村人が採集して村内の井戸頭という湧水地で栽培したところ

成長繁殖した。やがて栽培法は各地に広められた。

           

静岡のチベットと呼ばれる山葵とお茶の里[有東木]は標高500m~600m

の山間に70数戸が集落する天空の里山です。

 

       

梅ヶ島温泉は県道29号線の北端に位置し、安倍川の源流に素朴な

旅館が並び、創傷や外傷に効能のある単純硫黄温泉として知られている。

県道脇にある[赤水の滝]