静岡県湖西市大知波:愛知県と静岡県を結ぶ里道の豊川道、昔から大知波地区の


人々が山越えし、豊川稲荷詣でに使用した愛知県へ湖西連峰を越える山道です。


その豊川道の静岡県と愛知県の県境にある大知波峠にある廃寺跡に行きました。






途中、[不動の滝]の案内板を見かけ迂回し滝へ、滝は非常に小さく水量も


僅かでしたが、滝の上部の遊歩道脇には立派な祠が祀って有りました。



   



大知波峠廃寺跡は、寺院に関する古文書は残っていませんが、平成に行われた


発掘調査により、平安時代中期~末期の寺院であることが判った幻の山寺です。



   



   



切り開かれた廃寺跡は風が強く[富士見岩]を経由し下山することに・・・・


標高416mの富士見岩の前には、高圧線の鉄塔がそびえ立ち風切り音が


寒さを強調していましたが、遠くに富士山を望め満足し下山しました。