愛知県豊田市足助町: 足助町は古くから三州街道(塩の道)の足助宿として栄え、


香嵐渓の紅葉でもよく知られた町で、平成17年4月1日に豊田市に編入された。


香嵐渓の中央にある飯盛山は、標高254mの円錐形の山で古代より神聖な山


として信仰の対象にされ、平安末には期足助重長により飯盛山城が築城された。



 



   




その飯盛山の北西に向いた斜面に昔から自生していたカタクリを保護・育成し、


斜面およそ5,000㎡の群生地に3月中旬~4月上旬頃まで花を咲かせます。


スプリング エフェメラル(早春の妖精)といわれるカタクリは、午後には綺麗に


開花するのですが、雨や曇りの日また低温日には蕾は固く閉じたままの姿です。


受粉の効率が良くないせいでしょうが、無駄な体力を消耗しないエコ植物です。