愛知県東三河北部(奥三河)に位置し 長野県、静岡県の県境に隣接する

北設楽郡(きたしたらぐん)豊根村は総面積の93%が山林で占められ、

年間平均気温は約13℃と冷涼な気候であり、

大小の清流が渓谷美を織りなしている。

自然体験施設[大入の郷(おおにゅうのさと)]は、わら細工や

五平餅作り、蕎麦打ちなどの山里体験が出来る他

宿泊も可能で研修や合宿にも利用されている。

          

愛知県の最高峰である茶臼山(ちゃうすやま)東麓を水源とする

坂宇場川(さかうばがわ)と茶臼山南麓を水源とする津具川(つぐがわ)

が豊根村上流付近で合流して大入川(おおにゅうがわ)となり

ダムに入る。このダムで形成された人造湖はみどり湖と命名された。

      

熊谷(くまがい)氏は室町時代末期頃、豊根に入り開村し江戸時代に

造り酒屋を営むと供に庄屋を勤めこの地域を取り仕切っていた家柄でした。

家屋は18世紀に建造されたもので、

昭和49年2月に国の重要文化財に指定された。