江戸時代、江戸と京を結ぶ東海道は、最も重要な街道であり、東海道53次の日本橋から数えて
 
33番目の二川宿には、大名や公家など賢人が泊まる本陣が有りました。
 
旧東海道の宿場に2ヶ所しか現存していない本陣の1つが[二川宿本陣]で、貴重な建物です。
 
 
 
 愛知県豊橋市二川町にある[二川宿本陣]は、文化4年(1807)から明治3年(1870)の
 
本陣廃止まで、本陣職を務めた馬場家の建物でです。在職中の約60年間に何度も
 
増改築が行われ、今も当時の姿のまま、江戸時代の情緒を残しています。
 
 
        
 
 
 旅篭屋[清明屋]は文化14年(1817)に建てられ、主屋・繋ぎの間・奥座敷で構成された
 
旅籠屋様式を残しています。平成14年より改修復元工事を行い、江戸末期の姿に復元しました。
 
 
         
 
 
豊橋市[二川宿本陣資料館]は 、二川宿本陣を保存活用し、見学出来る資料館として、平成3年8月に開館し、
 
平成17年4月には、旅籠屋[清明屋]も同時に見学できる資料館となりました。
 
 
        
 
 
 2月1日~3月16日までの間、[ひなまつり]展が開催されていて、市民から寄贈された段飾りや
 
地元の愛好家の方々が制作した吊るし雛など、約4千点が展示されています。