南信州には、樹齢300年を越える古桜や姿形の美しい名桜が、多く残っています。
 
下伊那郡は標高1,000m近い高地の為、都会より一足遅い春を迎えます。
 
 
長野県下伊那郡売木村の[観音堂の桜]は、享保20年(1735)頃に建立された
 
観音堂脇に根を張るエドヒガンザクラで、樹齢140年と推定されている。
 
 
        
 
 
 
長野県の南西端に位置する阿智村清内路(せいないじ)は、四方を標高1,500m前後の山々に
 
囲まれた山村で、享保年間(1716~1735)からの伝統ある[手作り花火]で知られる、建神社に
 
隣接する説教所前の、推定樹齢130年のシダレザクラは[説教所の桜]と呼ばれています。
 
 
        
 
 
 同じく清内路、阿知川支流の黒川沿いの[黒船桜]は、ぺりー来航時に植えられた、
 
推定樹齢200年」の枝ぶりの良いシダレザクラです。
 
 
        
 
 
 長野県下伊那郡阿智村智里にある[駒つなぎの桜]は、源義経が奥州に下る時に、馬を繋いだと
 
言われいるエドヒガンザクラの大木で、推定樹齢850年とも言われています。