愛知県の最奥部北設楽郡豊根村坂宇場、ここは昔川宇連(かおれ)村でしたが、明治8年10月
坂場と合併し坂宇場村となり、今は豊根村大字坂宇場となりました。
渓流赤芝川脇に鎮座する川宇連神社(旧尹良神社)は、尹良(ゆきよし)親王を祀る尹良神社
という名でしたが、昭和45年に諏訪神社と合祀され川宇連神社と改名されました。
 
 
 
 
 
 
 
        
 
 
 
 
南北朝後、南朝の事蹟の多くは隠滅されているそうですが、尹良(ゆきよし)親王は、
後醍醐天皇の皇子である宗良親王の第2子に当たり、ご生母は香坂高宗の娘と
されていますが、皇統譜に其の名は著われず、伝説の親王と言われているそうです。
南信・東濃・奥三河などわずかに分在する[ハナノキ]の県下唯一の自生地だそうです。