奈良県高市郡明日香村の[稲渕の棚田]は、室町時代から耕作が始まったと伝えれれている
 
歴史ある棚田ですが、減反政策の影響や後継者不足が原因で、農家数は昭和47年当時の
 
3分の1、耕地面積も半分に減少しました。荒廃する棚田に危機感を持った集落の人々は、
 
1995年に[棚田オーナー制度]をスタートさせ、20年来都市住民と地元農家が
 
一体となり保守、維持管理し[日本の棚田百選]に選定される程になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 1996年に棚田オーナーと地元農家で製作したのが始まりの[ジャンボ案山子]は述べ17体、
 
オーナー制度20週年の今年のテーマは、田んぼで働く人の逞しさを表現したそうです。
 
 
 
 
          
 
 
         
 
 
         
 
 
 
 
 今なお古代が息づく村 [明日香]、そこに有るのはゆっくり流れる時間だけ・・・・・・