長野県小県郡長和町和田: 中山道69次の宿場で江戸から数えて28番目の和田宿。
中山道で1番標高が高く険しいことで知られた和田峠の入り口で、次の下諏訪宿まで
約23kmもある長丁場の為、京へ上るも江戸へ下るも和田宿で一泊する要所でした。
当時の宿場は、800m程の通りに旅籠や荷駄を運ぶための伝馬役・歩行役を
勤める家屋が並んでいたようですが、今は1部分が昔の面影を残しています。
戦国時代に武田信玄が信濃を攻め、その際城主の大井信定は討死、
その菩提を弔うために天文22年(1553)に建立された信定寺。