愛知県新城市、鳳来寺山の山頂付近にある鳳来寺(ほうらいじ)は

大宝2年(702年)に利修仙人が開山したと伝えられている

真言宗五智教団の寺院で三代将軍徳川家光の時代には

21院坊、1350石という盛大さをほこった。

                 

巨大杉林の中、鳳来寺まで続く1425段の表参道脇に

樹齢800年、樹高60mの傘すぎがある。

                

鬱蒼とした杉木立のなかに徳川家光が建立した仁王門が映える

    

坊舎の跡をみながら急勾配の石段を登ると煙巌山鳳来寺

の本堂にたどり着く

             

 

 霊山鳳来寺山の一角に三代将軍家光建立の鳳来山東照宮は

国の重要文化財

   

下山の際目にした紫式部の花と優雅に舞をまうようにふわふわ空中を

飛びやがて林のなかへ姿を消した渡り蝶のアサギマダラ

                 

鳳来寺硯は今から1300年前、修験の山である鳳来寺を開山した

利修仙人の時代から作られていたと伝わっている。

鳳来硯の製造販売所と趣の在る旅館仏法荘