愛知県新城市作手(つくで)のつくで手づくり村は、山村と都市の交流拠点として

市内で採れる農産物や加工品の販売を行うと共に、木工・手芸・郷土料理作りや

トマトのもぎ取り体験等できる施設が有り、[生業]に

直接触れる事の出来る総合施設です。

       

天授年中(1375~80)上野国甘楽郡奥平郷より奥平貞俊が作手に至る。

作手領主、山崎三郎左衛門高元を頼り、鴨ヶ谷甘泉寺に寓居し

勢力、人望を得て川尻城を築き、さらに亀山城を築城する。

       

翔龍山甘泉寺は応安3年9月(1370)に臨済宗二十世

弥天永釈大和尚(みてんえいしゃくだいおしょう)により開山された。

時の将軍足利義満公の帰依もあり、御朱印高四十八石 

山林境内二十余町歩の寄進があった。

和尚の没後、応永二十二年(1316)称光天皇より

[見性悟心禅師けんしょうごしんぜんし]の謚号を賜れる。

境内には織田信長が葬ったとされる長篠合戦の殊勲者、

鳥居強右衛門勝商の墓碑がある。

    

境内にある1972年3月30日に国の指定を受けた天然記念物のコウヤマキ

樹齢推定:600年

樹高:27m

目通幹囲:6m30cm

根廻り:8m55cm

      

石橋城址