岐阜県恵那市岩村町、源頼朝の時代より明治維新まで700余年の歴史を有する岩村城ですが、
 
近世の城下町が形成されたのは、江戸時代の初め松平家乗が入城してからの事です。
 
平成10年4月17日には、[重要伝統的建造物群保存地区]に指定されました。
 
 
 
 
 
勝川家は、江戸時代の初めの屋号を[松屋]といい、材木や年貢米を扱う藩内でも有数の商家でした。
 
各地にある[松屋山]と呼ばれる、勝川家所有の山林より伐り出された銘木を保管する木蔵が有り、
 
たいそう繁盛した、城下町商家の姿を今につたえています。
 
 
 
          
 
 
 
[土佐屋]は、今から260年前に染物業を営んでいた商家で、建物は平成8年より
 
復元工事が行われ、平成11年に[工芸の館]としてオープンしました。
 
          
 
          
 
 
 
 [木村家]は、江戸時代中期から末期に栄えた問屋(後に御用達職を兼ねる)で、
 
先祖は三河国挙母藩(現豊田市)の藩士出身でした。