静岡県島田市街地の北方に位置する、千葉山(標高468m)の山腹(350m)にある
 
天台宗の古刹[千葉山智満寺]は、寺伝によると奈良時代の創建で、[鑑真]の法孫に
 
あたる[広智]という高僧が、草庵を結んだのが始まりと言われています。
 
 
      
 
 
 
 
 本堂は、木造入母屋造流向拝付の茅葺きで、格子により内陣と外陣に仕切られています。
 
 
 
     
 
 
 
 
 
 [智満寺の10本杉]は、千葉山に智満寺を開山・再建した際、植栽されたと言い伝えられています。
 
推定樹齢は1200年(開山スギ)、850年(他の9本)と言われています。
 
昭和37年に10本一括で、国の天然記念物に指定されましたが、指定後に[開山スギ]と[子持ちスギ]の
 
2本は枯死、残る8本のうち[頼朝スギ]が平成24年9月に台風により倒木しました。