香川県高松市牟礼町の[第85番 五剣山 八栗寺]は、天長6年(827)弘法大師がこの山に登り
 
求聞持(ぐもんじ)の法を修され、その満願日に空中より五柄の剣が降り金剛蔵王が示現、
 
山の鎮護を告げられたと言われています。
 
大師はその剣を山の中腹に埋め、千手観音菩薩像を刻んで堂宇を建立、当山を五剣山と号した。
 
 
 
       
 
 
 
 
屋島の東、標高375mの五剣山山頂からは、広く八ヶ国が望めるため寺号は八国寺とされていましたが、
 
弘法大師が唐に渡る前に植えた焼き栗8個が、帰国後も成長繁茂しており寺号を[八栗寺]と改めました。