[豊田佐吉]は、慶応3年(1867年)2月14日遠江国敷地郡山口村(現在静岡県湖西市山口)に
 
生まれ、小学校卒業後は父[伊吉]の大工仕事を手伝っていましたが、貧困で喘ぐ村の
 
暮らし振りをみて学問の必要性を痛感し、村の同士を集めて[夜学会]を開いていました。
 
 
 
        
 
 
 
 
 
 母の織る原始的な手織りの機織り機をみて、独力で改良を思いつき悪戦苦闘を繰り返し
 
明治23年(1890年)に最初の発明である[豊田式木製人力織り機]を完成、その後も
 
研究と改良を続け、1924年に当時世界一と評価された[G型自動織機]を完成しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
        
 
 
 
 
記念館から少し離れたところに、佐吉の生家が復元されています。
 
父親[伊吉]が佐原家から独立して豊田家を継ぎ住んだところで、元は東側の一段高い
 
ところにあった江戸時代後期に建てられていたものを、平成2年10月に移築復元しました。
 
後にトヨタ自動車を創設した佐吉の長男[章一郎]もここで生まれました。