静岡県磐田市中原: [府八幡宮]は、奈良時代に櫻井王が遠江(とおとうみ)
国司として赴任された折、国内がよく治まる様に建立したと伝えられています。
寛永12年(1617)に建立された楼門(ろうもん)は、入母屋造りの
美しい随身門で、昭和58年に建立当時の杮葺きの屋根に葺き替えられ、
平成26年~27年に大規模な解体保存修復工事が行われました。
三間社流れ造りの[本殿]は、元和3年(1617)、拝殿と幣殿は
寛永12年に建立されました。
府八幡宮の例大祭は、10月の第1土曜日と日曜日に斎行され、氏子各町内の
趣向を凝らした16台の山車が威勢の良い掛け声と共に引き回されます。
7日の午後に、命魚奉献の儀(めいぎょほうけん)という珍しい神事が行われます。