山梨県南巨摩郡南部町: 以前から興味のあった[篠井山(しのいやま)]に登りました。


富士川の西岸に聳え立つ独立峰の篠井山(標高1394m)、数年前麓の奥山温泉付近で


撮影していた時、登山者の方に「ご一緒に登りませんか?」と声を掛けられましたが、


当時は登山には興味がなくお断り、最近アチラコチラの山歩きをしていてフト思い出し、


天気も良さそうなので紅葉見物を兼ねて浜松市から2時間30分かけ登山口へ・・・・・






初めての篠井山、暫く待っていましたが駐車場には誰も来なくて、単独で登頂する


事にしましたが、登山口で熊の夫婦がお出迎え本物の熊と出会わぬよう祈り入山。


舗装された林道を暫く歩くと[不撓不屈の滝]という名の滝を見て複雑な気分で歩く。


    



    



ところどころ、足の幅くらいの細い登山道が、トラロープは張られているが緩く


木の根や岩を掴み恐る恐る通るが下山も同じ道、そこから先は針葉樹の林の間を


九十九折の急登、山頂近くになり色付いた広葉樹を目にし見物しながら一休み。


広くない山頂の眺望はよく、目隠しした富士山や八ヶ岳などに疲れも吹き飛ぶ。



    






    



篠井山は南峰と北峰が有るようで、時間に余裕が有るため北峰の御堂と満願寺跡、


その先の行者平まで足を伸ばし、滅多に拝めない富士の景色を焼き付けて下山。


急角度の岩の斜面で必死に耐えている広葉樹、かなりの巨木の根性に感服した。