長野県下伊那郡天龍村・飯田市:長野県最南端の独立峰[熊伏山(標高1653m)]、


山の東側を中央構造線が通る青崩峠[浜松市北区水窪町]から山頂を目指します。


青崩峠の[塩の道]駐車場の登山口に向かう途中に、1250年代(鎌倉時代)に創建


された[足神神社(足の神様)]に、まずは登山の無事と健脚祈願の為お参りします。



    




海のない信州に運ばれる塩の、太平洋側を南塩ルート[遠信古道]塩の道と言い、


後に秋葉信仰が広まり秋葉神社詣でが盛んになると、秋葉街道と呼ぶようになった。


今回の登山口青崩峠は、往時の塩の道の石畳が残っていて興味津々で向かいました。



    



植林された杉林の中の古道を通り青崩峠に到着、ここから熊伏山への登山開始。


見上げる程の長い階段はガスの中へ、青崩の崩落横を登りますがこれが急登。






    



2週続きのガスガス登山にテンション下がり気味、思っていたより急登に喘ぐ・・・


[青崩の頭]・[前熊伏山]をクリアし、小さなアップダウンのあと[熊伏山]山頂に登頂。



    



    



暫く熊伏山山頂で霧が晴れるのを待っていましたが、汗冷えし寒くなったので下山。


今回つきに見放されたのか?下山途中で霧が晴れましたが、再度登る気力なし・・・



    



下山時、青崩峠から塩の道ルートを外れ、国道152号線を歩いてみます。


国道152号線は、静岡・長野県境の青崩峠と長野県内の地蔵峠の2個所に


不通区間のある珍しい国道で、不通区間は登山道として整備されています。



    




山行3時間弱・距離7km・高低差740mの軽登山でした。