山伏(やんぶし) [ハイキング]
静岡県静岡市葵区・山梨県南巨摩郡早川町:以前から気になっていた安倍奥最高峰の
[山伏(標高2013m)]に、いくつか登山ルートがある中で最短ルートで登りました。
登山口の百畳峠から近いのですが、静岡市の羽島ICから細い道を2時間掛けて登山口へ。
植林された針葉樹は全く無く、自然林の中の適度な登りを楽しみながら
30分程で山伏山頂へ、山頂近くには背丈の高い[ヤナギラン]の生息地が、
鹿の食害防止策の中で濃紫色の花が総状花序に下から上に咲いていました。
平で広い山頂からは富士山や南アルプスの山々が望め、今年はガスガスの山行が
続きましたが、最高のハイキングを満喫し大いに満足した1日となりました。
※山行1時間7分・距離3.1km・高低差285m
御嶽山 [山]
長野県木曽郡木曽町・下呂市・高山市:ここのところ週末の天気が安定せず山行計画を
していた[御嶽山(標高3067m)]を見送っていましたが、やっと登ることが出来ました。
数年前、登山未経験ながら無謀にも登り2800m地点でリタイア、今回再挑戦です。
早朝3時に自宅を出発し、3時間半掛けて御嶽ロープウェイ乗り場の駐車場に到着。
御岳5合目の鹿ノ瀬駅から7合目の飯森高原駅まで一気に580m上がり登山口へ。
チップを敷き詰めた柔らかいアプローチは、下山時に足の疲れを解すのには最適、
すぐに行場山荘に到着し本格的な登山に、ラフな登山道を登り1時間弱で8合目。
女人堂で一服、お礼代わりのラムネを購入し喉を潤し鋭気を養い更に登ります。
御嶽山は複合成層火山で、日本の山では14番目に標高が高く、独立峰としては
富士山に次2番目の高さ、ここからは聖域とされ山岳信仰の畏敬を集めています。
この先からガレとザレ場が続く急な登り、気を引き締め直し安全重視で向かいます。
女人堂から50分程で石室山荘に到着、女人堂のからは森林限界を超え日陰は無し、
この日ばかりは曇り空が味方し強い日差しを遮断、眺望よりBBQに為らずに正解。
2014年の御嶽山噴火で多数の犠牲者を出した山ですが、一部を除き指定登山道で
登ることが出来ますが、山頂付近には避難小屋やシェルターが設置されています。
登山口から3時間程で御嶽山山頂(3067m)に登頂、2900mあたりから
足取りが重くなり、山頂間近ではヘロヘロでしたが何とか登頂出来ました。
山頂からみた二の池の青々とした水は消え火山灰で真っ白とても残念です。
生憎の曇で眺望は望めませんでしたがかえって身体には優しい登山でした。
※山行4時間23分・高低差987m・距離8.2kmの登山でした。
南木曾岳 [軽登山]
長野県木曽郡南木曽町:山行計画をしていた目的地の天候が悪いようで6月17日に
登った木曽山脈(中央アルプス)の南西部に位置する[南木曾岳]の山行を載せます。
標高1679mの[南木曾岳]は、別名を金時山と呼ばれ山岳修験の山でした。
急登や丸太の梯子・岩場や鎖場など変化に富んだコースは日帰り登山を楽しめます。
分岐で左が登り右が下り専用の時計回りコースとなっていて渋滞対策がされています。
足の置き場に苦労しながら慎重に登り、兜岩で鎖場と木製の梯子コースに分かれます。
駐車場から悪戦苦闘しながら1時間50分ほどで南木曾岳山頂に登頂しますが、
周囲を高い木に囲まれていて眺望は無し、南木曾岳避難小屋方面に下山します。
展望台とその先の摩利支天のところから御嶽山や乗鞍・中央アルプスが望めます。
下山道も急傾斜と木製の梯子や滑る岩などが有り気を抜けません・・・・
駐車場近くに男滝と女滝の案内板が有り迂回、手持ち撮影のためブレました。
※歩行時間3時間30分・距離7.1km・登り827m下り820mの登山でした。