阿寺渓谷 [渓谷]
長野県木曽郡大桑村野尻: 梅雨の中休み、好天に恵まれ早朝に南木曾岳に
登り、予定より早く下山出来たので近くの阿寺渓谷をハイキングしました。
夏休みに入ると渓谷は家族連れで大変な混雑となり、ゆっくりと涼を楽しむ
事も出来ないため、一足早く散策することが出来満足ですが今日は暑かった。
乳岩峡 [渓谷]
愛知県新城市川合乳岩: 鳳来峡より内陸を流れる宇連川(うれがわ)支流の
乳岩川にある全長約4kmの乳岩(ちいわ)峡、標高670mの乳岩山一帯には
炭酸カルシュームを主成分とした鍾乳石が見られる洞窟が多く、その鍾乳石が
乳房に見えることからこのあたりを乳岩と呼ぶらしい?・・・・・・
登山口あたりは渓流に沿ってスベスベした平らな岩盤の上を歩いて進みますが、
その先斜面を登って行くと巨大な岩の間に架かった細く急勾配の階段が連続し、
(所々錆びていて穴が空いている)、スリル満点の登山を味わう事が出来ます。
巨岩の洞穴から見える景色は格別、山頂近くの通天門と呼ばれる天然石門は
見る人を圧倒させます、体力と高所恐怖症で無い方は是非挑戦をして下さい。
※鉄の梯子は70度位の垂直に近いのが有りましたが息切れと怖さで撮れませんでした。
奥大井・井川 [渓谷]
静岡県静岡市葵区井川:天気予報では降水確率90%、外を見上げると北の
方向に所々青空が見え、雨を覚悟で大井川の上流での無謀な散策を決行。
空を気にしながら目的地の井川に到着、昭和32年(1957)に建設された
井川五郎ダムにより造られた周囲約10kmの人造湖周辺は、丁度見頃を迎え
湖面に映る紅葉と迫力満点の南アルプスとの調和が見事で曇天ながら大満足。
大井川上流にある井川ダムは、日本で最初の中空重力式で当時イタリアで盛んに
建設されていたということで、中部電力の社員を派遣し図面を入手参考にした。
直近にある大井川鐵道井川線は、静岡県北部の川根本町千頭駅から静岡市葵区の
井川まで走る山岳鉄道(南アルプスあぷとライン)で、日本一高い鉄道橋や急勾配の
区間を走ったり、日本でここにしか見ることの出来ない機関車が運行されています。
ダム建設用に敷かれたトロッコ用の廃線路遊歩道に整備されていました。
勝坂~山住 [渓谷]
静岡県浜松市天竜区:県道389号線は、周智郡森町から浜松市天竜区水窪を
結ぶ一般県道で、その道幅は1.5車線と狭く落石の多い(県道)険道です。
天竜区春野町の勝坂神楽の里、赤い吊橋の向こう側に昭和43年(1968)に
廃校となった旧周智郡立勝坂小学校の木造2階建て校舎が目に入ってきます。
無人の校庭に立つと、山々にこだまする子供達の声が聞こえてきそうです。
気田川沿い約5kmの明神峡、新緑や紅葉時期は絶景ポイントが多く
素晴らしいのですが、道幅が狭い[険道]のため駐車スペースは無く
時々横目で見ながら通り過ぎるだけで、撮影どころでは有りません。
標高1107mの山住峠に鎮座する[山住神社]は、和銅2年(709)に
伊予国(現愛媛県)の大山祇神社より分霊されその後、養老元年(717)
元正天皇に勅願されたという由緒ある神社で、境内に聳え立つ2本の大杉
[山住の千年杉(推定樹齢1300年)]は、県の天然記念物になっています。
新緑の井川 [渓谷]
静岡県葵区井川: 大井川上流に位置し赤石山脈南端に点在する山村で、
急崚な山が多いこともあり、水力発電を目的とした電力会社管理ダムと、
治山治水を目的とした多目的ダムがあり、多くのダムマニアが訪れます。
平成26年6月に南アルプスや井川地域の豊かな自然環境とその自然を守り、
共生してきた地域の歴史と文化が世界に認められ、国連教育科学文化機関に
ユネスコエコパーク登録が決定、遊歩道も整備されウォーキングを楽しめます。
井川駅から少し歩いた処の井川ダム沿いに、井川ダム建設当時の資材搬入駅へ
続く廃線路部分が、線路を残したまま整備され遊歩道として線路上を歩けます。
大井川鐵道が運行する井川線(南アルプスあぷとライン)は、千頭駅から
井川駅間の25.5kmを結ぶ峡谷を走るトロッコ電車で、アプト式の
電気機関車と連結し、日本一の急勾配を上り下りし渓谷を走行します。
阿寺渓谷 [渓谷]
長野県下伊那郡大桑村:阿寺橋を渡った先にある[阿寺渓谷]、御嶽山の
南に連なる阿寺山地を源流とする木曽川支流で全長約15kmの阿寺川。
光の具合で色の濃淡を変化させる清流は、アデラブルーと呼ばれ神秘的です。
木材の産地として古くから知られている木曽、人々の弛まぬ努力で美しい自然を守り
この渓流と渓谷を破壊することなく保持し、いつまでも後世に残したいものです。
木曽川水系の水は、どの河川も清く澄んでいますが阿寺川は別格で、
エメラルドグリーンに見えたりコバルトブルーに見えたり?
夢の吊り橋 [渓谷]
静岡県榛原郡川根本町・・大井川支流の寸又川沿いの渓谷は、複雑に入り組んだ
手付かずの自然と、南アルプスの麓から湧き出る無色透明の天然温泉が
[美女づくりの湯]として知られる温泉場です。
1965年に廃校となった旧大間小学校の歴史は、何と元禄8年の寺子屋・・・
現在は公民館として利用されていますが、綺麗に手入れされていました。
集落から徒歩で30分少々で、大間ダムによって造られた湖面上に架かっている
吊橋は、基盤に板を渡しただけのスリリングな造りで長さ90m・高さ8m。
中央で女性が恋の成就を願うと、叶うと言われている[夢の吊橋]。
小田深山渓谷(おだみやまけいこく) [渓谷]
愛媛県内子町中川の[小田深山(おだみやま)渓谷]は、面河川(仁淀川 ・愛媛県側の呼称)
支流である管行川の最上流域に位置し、四国山脈の1,200m~1,300m級の山々に囲まれた
四国カルスト県立自然公園内の景勝地で、四季を通じてたくさんの人々が訪れます。
澄み切った渓流沿いには遊歩道が整備され、キャンプや渓流釣り・バーベキュー等楽しめます。
渓谷の木々が錦に変わる頃は、清らかな水と新鮮な空気に包まれ、最高の一時を過ごせます。
かずら橋 [渓谷]
徳島県三好市祖谷山村善徳の、秘境に架かるシラクチカズラで作られた[かずら橋]は、
長さ45m幅2m水面上14mの、平家一族の哀話を今に伝える橋で、祖谷13橋といわれ
生活道として利用されていましたが、現在は2ヶ所だけ残っています。
更にその奥地、同市東祖谷管生の[奥祖谷2重かずら橋]は男橋(長さ42m)と
女橋(長さ20m)が並んで架かっています。
木村家住宅は、剣山地祖谷山に所在している中規模の山村農家で、建築年代は元禄12年の棟札があり
祖谷地方最古のものと言われており、昭和51年に国の重要文化財に指定されました。
寸又峡 [渓谷]
静岡県榛原郡川根本町にある[寸又峡温泉]は、明治22年に発見され湯山部落共有の
温泉でしたがダムに没し、現在の温泉は昭和30年に、新たに掘り当てたものです。
硫黄の白い湯の花漂う湯は、[美女づくりの湯]として名高く、スベスベの肌をつくると共に
切り傷・慢性皮膚炎や慢性婦人病などに、良いと言われています。
寸又川の大間ダム(チンダル湖)に架かる長さ90m、高さ8mの[夢の吊り橋]は、
定員10名の単径間無補剛吊り橋で、観光シーズンには一方通行となります。
長さ11m幅5mの[日本一短いトンネル]は、川根索道の下を通る大井川鐵道の列車の上に
索道に吊るされた荷物が落下し、列車や乗客に被害が及ぶ危険を回避する為のトンネルです。