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冬桜のお出迎え [神社・仏閣]

今年も残り僅かとなりましたが、拙いブログにおつき合い

下さいまして誠に有難うございました。

本年最終の記事更新となりますが、来る年が皆様に実り多き

年でありますよう、心からお祈りいたします。



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山梨県南巨摩郡身延町身延:日蓮宗の総本山として知られる[身延山久遠寺]は、


今から700年以上前の鎌倉時代に日蓮上人によって開かれ、本堂・祖師堂・仏殿・


五重塔・仏像伽藍等からなる大寺院で、霊山として全国から多くの参拝者が訪れます。



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久遠寺で有名な枝垂れ桜の足元で、冬の寒さにも負けず凛として咲く冬桜、


山桜と豆桜が交配した雑種ですが、力強くまるで雪が舞っているようでした。



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徒歩だと2時間かかるという奥の院、見上げる身延山はあまりにも急勾配で、


躊躇することなくロープウェイを選択、久遠寺駅と山頂奥の院駅とを結ぶ


全長1665m高低差763mの身延山ロープウェイを利用し6分足らずで


一気に標高1153mの身延山山頂に到着、生憎天候が悪く富士山や駿河湾を


望むことは出来ませんでしたが眼下に日本3大急流の富士川が見えました。



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歴史の里 田峯 [里山・郷]

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愛知県北設楽郡設楽町田峯: 段戸連峰を間近に控え茶畑に囲まれた桃源郷を


連想する田峯地区、寒挟川を見下ろす標高387mの独立丘陵にある田峯城址。


文明2年(1470)に菅沼定信により築城、その後一族の悲しい内乱により


天正11年(1583)に、城主菅沼定次が飯田郡代となり移住後廃城となる。


※田峰城の遺構は残っていたが資料が少なく他の中世城郭を参考に復元された。



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[田峯観音]は、三河三観音のひとつと呼ばれる曹洞宗系統の単立寺院で


谷高山 高勝寺といい、毎年2月中旬の大祭で国の重要無形民族文化財の


田峯田楽祭が行われ、田峯観音奉納歌舞伎で熱演が繰り広げられる。



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明智町 大正村 [地域]

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岐阜県恵那市明智町: 古くから愛知県名古屋市と長野県飯田市を結ぶ中馬街道の


宿場町、養蚕業で栄えた為に大正時代の建物が多く残っており、これらを生かして


地域振興の取り組みとして整備され昭和63年(1989)4月に立村されました。


初代村長に高峰三枝子、2代目村長は司葉子、3代目村長には竹下景子が就任した。


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旗本明知遠山家に仕えていた初代が寛文4年(1664)に帰農し馬木村に居住、


元禄元年(1688)に普請された茅葺き屋根の鳥居建ての住居で、昭和53年に


町文化財に指定され、平成4年に馬木地区から現在地に移転し復元されました。


[旧三宅家]


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大正路地は素封家の年貢米を納めた米蔵と、江戸時代から続く呉服屋の蔵に挟まれた


石畳の路地で、大正時代から残っている両側の黒防火壁がとても印象的な路地です。



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大旅籠柏屋 [有形文化財]

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静岡県藤枝市岡部町岡部:旧東海道の品川宿から数えて21番目の小規模な宿場の


[岡部宿]は、難所の宇津ノ谷峠や大井川の川止め等により賑わっていた宿場です。


江戸時代の宿泊施設柏屋は、規模の大きさから[大旅籠柏屋]と呼ばれ、岡部宿を


代表する宿で平成10年(1998)に国の登録有形文化財に指定されました。



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江戸時代と明治時代に造られたなまこ壁の蔵は、現在ギャラリーとレストランとして


使われ、特産館や体験工房等と共に貴重な歴史資料館として往時を知る事が出来ます。



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