美濃歌舞伎博物館 [博物館]
岐阜県瑞浪市日吉町: 江戸時代から明治時代に掛けて、美濃国や飛騨国では
地元の人々による歌舞伎が盛んに行われ、娯楽として大いに賑わっていました。
昭和51年(1976年)に、明智町の常盤座と下呂町の相生座の芝居小屋を、
日吉ハイランド倶楽部(ゴルフ場)内に移築復元し施設として開業しました。
8月の最終土曜に夏の納涼歌舞伎、10月の第1金曜日には
秋の敬老歌舞伎が催されているそうです。
敷地内には郷土資料館や日吉山日本刀鍛練所と宿泊施設の日吉宿本陣が
隣接していますが、訪れた時には不在で詳しくお伺い出来ませんでした。
てんぽうの里 [花・鳥]
静岡県周智郡森町(もりまち)鍛冶島:古くから良質の砂鉄が採れた為、鉄の鋳造を
行う鋳物師が活躍、多くの鍛冶師が移り住み[鍛冶島]という地名が残っています。
静かな山里の湿原に、ドクダミ科の多年草[半夏生]が大群落を形成しています。
水辺に生息する[半夏生]は、暦の上で夏至からおよそ10日後頃に、
葉の一部が白く変色し、小さな白い花を咲かせますが、せっかちな小生は
行ってみましたが尚早、日当たりの良い一部のみ葉の変色が見られました。
清らかな水の流れる湿原には、いろいろな種類のトンボや蝶が乱舞し
目を存分に楽しませてくれ、心に潤いを与えてくれます。
地元の方々のご尽力に感謝し、美しい自然を永久保存しなくてはと思う。
南飛騨 馬瀬 [河川・渓流]
岐阜県下呂市馬瀬西村: 岐阜県のほぼ中央に位置する旧益田郡馬瀬村は、
2014年3月に他の4町村と合併し下呂市となり益田郡は消滅しました。
雄大な自然に包まれた飛騨木曽川国定公園の一部を馬瀬川が流れています。
村の中央を鮎釣りで有名な清流馬瀬川が流れ、川沿いに拓かれた10余りの
集落が点在し、見事に手入された人工林や広葉樹に抱かれた静かな山里、
日本の原形を留めた景観は、嘗て栄えた養蚕の面影を偲ばせるています。
信号機のない坂道だらけの集落は、周囲の大自然と見事に調和するとともに
ゆっくりと時を刻み、[日本一美しい村]を永遠に残して欲しいものです。
加茂荘花鳥園 [植物園]
静岡県掛川市原里:庄屋屋敷の白壁と里山を背景とした1ヘクタールの園場には、
古花から新花まで約1000種・100万本の花菖蒲と500株以上のオリジナル
紫陽花を保存栽培、マガモ等が放し飼いにされ自然循環型の楽園となっています。
桃山時代から続く豪農・庄屋であった加茂家、現在の家屋は今からおよそ
240年前の安永2年(1773年)江戸時代中期に建築されたものです。